
akiraaniの日記: ガガーブ・トリロジーの新作がスマホ向けで出るらしい 1
『英雄伝説 ガガーブトリロジー』FOW GAMESによるスマートフォン向け新作RPGの制作が決定(falcom)
寝耳に水、というか、かなり意外なニュースが飛び込んできた。
ガガーブ・トリロジーというのは軌跡シリーズの一つ前の英雄伝説シリーズで『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』『英雄伝説Ⅳ 朱紅い雫』『英雄伝説Ⅴ 海の檻歌』からなる三部作。
物語中の時系列的には朱紅い雫→海の檻歌→白き魔女とつながるんだけど、それぞれの作品の舞台は巨大な渓谷と山脈で分断されていて、ごく一部の例外を除いて行き来が出来ず、まったく交流がないし、文化も異なる。つまり、三部作と言っても、薄いつながりがあるだけの別の世界であって、全部あわせた世界観というのは存在していないし、ゲームシステムや魔法も完全に別ものとなっている。
そんなわけで「『英雄伝説 ガガーブトリロジー』の世界観・設定を再解釈」っていったいどうするつもりなのか、というところが現時点では一番気になる。
確か、白き魔女のエンディングで「ガガーブの先に世界がないと信じられていた最後の時代」みたいな文言があったと記憶しているので、白き魔女のあとの時代という設定であれば三つの世界が交流するようになるんだろうけど、原作ではそれ以降の世界は描かれていない。
なので、白き魔女のあとの時代を舞台にしてやれば3つの世界を交流させることができるんだけど、『Ⅳ』→『Ⅴ』→『Ⅲ』が、それぞれガガーブ歴936年・943年・992年とかなり時間が離れているため、Ⅳのキャラを登場させることが事実上出来なくなる。
いずれにしても、ゲームシステムの違いは吸収しようがない。キャラはガチャで引いて時代関係なしにパーティーメンバーに出来て、ストーリーは別もの、みたいな暁の軌跡方式でいくのかねぇ……。
スマートフォンかぁ (スコア:0)
ガガーブ好きなおじいちゃんとしては Steam で出してほしかったわね。
III 以降と仮定して、ラップじいさんはさすがに墓の下でしょうが、ジュリオとクリスの成れの果てぐらいは顔出すんだろうか。
それとももっと過去作とは縁を薄くした感じかな?
# 英雄伝説 == 軌跡シリーズみたいな空気感におなかいっぱいだったので、そういうブランディングのつもりはなかったという意思が見えただけでもわりかしうれしかったりする