
akiraaniの日記: AIに今後求められる能力 4
日記 by
akiraani
現状、もっとも需要に対して不足しているのは論理評価能力だと思う。
ディープラーニングってのは結局のところ、どこまで行っても参照したデータの平均値を基準とした相対評価でしかない。どういう基準を使うのかも原則ブラックボックスでわからない。
オペレーターが定めた基準に従って論理評価をしてくれる能力、が今後AIに求められることになるんじゃないかと思う。
例えば、ある事件に対して報道された記事から、「記事の情報からは違法適法の判断ができないのに、違法行為として記載している箇所」をピックアップする、といったことがAIによって一括処理できれば、バイアスの可視化が可能になるのではないか。
突き詰めていけば、文章解析をして論理判断を行う能力、ということになるのではないかと。
これは、ディープラーニング方式では原理上実現できないと思うので、何か別のアプローチでAIを構築する必要があるんじゃないかと思う。
未来の二つの顔 (スコア:1)
こういう話を聞くと、James Patrick Hogan の「未来の二つの顔」を思い出します。
ルールベースのAI (スコア:0)
ディープラーニングが流行りだす前は研究されていて行き詰ったんじゃなかったっけ
もうやってる (スコア:0)
算数や計算が苦手な対話型チャットAIに数学的推論を正しく行わせるには途中のステップをチェックしながら訓練するのがよいとOpenAIが提案
https://gigazine.net/news/20230601-chat-ai-mathematical-reasoning/ [gigazine.net]
とりあえず (スコア:0)
今とりあえずやるべきことは学習するデータセットの量を増やすこと。
LLMの場合は狙って設計とかほとんどできない。
データセットの物量さえ稼げば性能はそれなりに良くなるというのが続くんじゃないか。