alpの日記: 番外: ミニスキャンノウハウ
日記 by
alp
- かなり手順が決まってきたので、ここで私が現在採用している本のスキャン手順を公開しておきましょう。
- 利用ツール: Carl DC-101E (裁断用)、ScanSnap S500、Canon MP 980
- ScanSnap の設定: 左クリック時は、以下の二つの設定を定義: (1)「高精度白黒」スーパーファイン、白黒、両面読み取り、モードオプションは全部OFF (つまり、傾き補正、白紙削除、向き補正全部 OFF)、サイズのみ自動検出 (2) 「高精度カラー」スーパーファイン、カラー、両面読み取り、モードオプションは全部OFF、サイズのみ自動検出
- まず本をばらす。DC-101E だと一回 20 枚くらいで進める。カッターマットは消耗品として常備しておくこと。円盤カッターの方は不要。10万枚程度ではびくともしません。
- 文庫、単行本ともカバーは上記「高精度カラー」でスキャン。腰巻きは内容によるが、大抵捨てる。カバーは、表紙、裏表紙、そでの 4つに切ることが多い (ページアラインの関係)。
- 文庫の中身の表紙は切ってカバーと一緒にスキャン。単行本は手間の関係で普通は捨てるが、スキャンしたい場合は上記の MP980 のスキャナで PDF化。
- 単行本の見返し、裏見返しと扉は大抵カラーなので、ばらした本から外してカバーと一緒にスキャンをかけることが多い。そでが傾きやすいので注意。パイプラインで次の本の処理中にカバーの白紙ページを手動削除する。
- 中身は原則「高精度白黒」で 100page 単位で流す。サイズ検出でミスったら、PDF 側でトリミングする。中身のみスキャンが終わった時点で、最初のページが打ってあるページと、PDF のページ番号との差を確認し、後は「何か異常がないか」「サイズ検出のミスはないか」のみに注目し、カーソルキーを押しっぱなしで流す。図版満載でない限りこれでだいたいミスはない。ページのある最後の場所でページの抜けがないかを PDF のページ番号と見比べて確認 (これを行うため、白紙削除は行ってはいけない)。
- 図版やイラストがある場合、次の本をパイプラインで流している最中に引き抜いておいて、本間の境目で「高精度カラー」でスキャンし、そのまま Acrobat で抽出機能で 1 ページ単位にばらして決めうちフォルダに格納。待ち時間でイラストページは差し替え (白黒だとモアレと潰れが酷くて悲しい結果になる)。
- OK なら、カバーと組み立てて必要に応じ見開き設定、インデックスを記入。
上記のカッターはよく使われている裁断機より非力ですが、慣れるとこれでも一冊3分もあればばらせるので他とのバランス上問題はないかと。しおりひもが妙に巻き込まれないよう注意。感覚的には、普通の単行本も文庫も、パイプラインで流す前提でだいたい 20分/冊 で見ていれば問題ないでしょう。作業中は結構忙しいので、作業中のマシンで Web を見るとか、音楽聞くとか以上の余所見は難しい。それと、席外すとすぐ停まると思った方が良いでしょう。なお、Canon のネットワーク IJ スキャンユーティリティには注意。アプリケーション立ち上げるだけで勝手に Registory 書き換えて常駐設定を行います。仕方がないので毎回外していますが、ウィルスそのものの仕様だと思いますな。
- BGM: P.Tchaikovsky, 6 Symphonie h-moll, Bernstein NYPO
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