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alpの日記: 抜書 (60) - ミステリ・オールタイム・裏ベスト 2

日記 by alp
2ch オールタイムベスト募集中
こちらは裏ベスト、といきましょう。
  1. チェスタトン「木曜の男」
    ミステリか、といわれると言葉に窮するが、やっぱり落とせない。展開が読めるのは、むしろ一般小説扱いの「ノッティングヒル」の方なんだけど。
  2. ロス・トーマス「黄昏にマックの店で」
    ですから、表じゃないですって。ロス・トーマス読み込んでないと面白さが分からないのが難。それと、「冷戦交換ゲーム」は当然として、"Cast Yellow Shadow" か 「クラシックな殺し屋たち」のどっちかを (ある程度以前に) 読んでると面白さが全然違う。
  3. アンブラー「薔薇はもう送るな」
    異形の叙述トリック作。真相が判然としないし、これも割と薦めにくい一冊。ミステリ読みとしての意欲はぴりぴり刺激されるが。
  4. ディキンスン「キングとジョーカー」
    変なもの、だとやっぱりこれださなくては。とっても変。勧めやすいんだけど、入手は爆発的に困難。設定の割には (ディキンスンにしては) 普通のミステリかも。
  5. F.ブラウン「真っ白な嘘」
    一発ネタの宝庫。でもブラウンだと SF の方に惹かれるのはミステリ破門ものかもしれない。
  6. W.マーフィー「豚は太るか死ぬしかない」
    トレースもの。いちどはベストに上げてみたかったものの一つ。翻訳のノリも文句無し。
  7. セシル「あの手この手」
    「グローピスト」にはもう爆笑しかない。下品なのは英国の伝統。
  8. マクロイ「暗い鏡の中に」
    表に書き忘れたので備忘。「家蝿とカナリア」とは違って正統的で、最後まで超自然で引っ張りきって鮮やかなオチが決まる傑作。
  9. 連城「私という名の変奏曲」
    「暗色コメディ」「どこまでも殺されて」とともに、無茶苦茶な設定を離れ業で軟着陸させる傑作。これはトリックの難点であまり推す人いないけど、シチュエーションの異常さは随一。
  10. ニーリィ「心ひき裂かれて」
    もひとつ「設定の切れ味」派を。ニーリィって表ベストではどうも推しにくいし。
  11. クリスティ「杉の柩」
    メロドラマ仕立ての方が冴えている典型。「ゼロ時間へ」でもいいけど、裏っぽくないのでこっち。「満潮に乗って」でもいいかも。
  12. P.D.ジェイムズ「皮膚の下の頭蓋骨」
    ミステリ界を代表するおひめさまの冒険譚。それだけで十分。
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  • かなり底意地の悪い選択です。ざっと見た感じだと、2ch ミステリ板に巣くっている連中だと、この十二冊では読んでいる奴でせいぜい二冊ぐらい、かなぁ。本格・トリックなんてのは外してあるし (第一そういうのは表)、一点突破主義とか、B級面白本の中のとっておき、なんてのが並べてあるので。私立探偵小説も、私としては表の領域なんで、外してありますし。
  • 入手は、4 (サンリオ SF 文庫) は事実上不可能でしょう。サンリオでも最稀覯本です。図書館で借りてください。3 (ハヤカワノヴェルズ)、8 (ハヤカワミステリ文庫) もかなり辛くて、これも図書館かなぁ。6 (ハヤカワミステリ文庫), 7 (ハヤカワミステリ)、9 (双葉文庫),10 (角川文庫),12 (ハヤカワミステリ文庫) は切れている可能性もあるけど、何とかなるでしょう。1,5 (創元推理文庫)、2 (ミステリアスプレス文庫)、11 (ハヤカワミステリ文庫) は入手という点では、単に注文すれば入手できると思う。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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