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680154 journal

anqmbの日記: 独裁

日記 by anqmb

貧しい側、第三世界の側が、なぜいわゆる「進歩的」
「民主的」解決を選ばず(選べず)、社会的に
「遅れている」とされる権威主義的イデオロギーや
独裁制度を選好するのか、という矛盾である

JMMのメールを読んでいると、以上の様な一節があった。
これって矛盾だろうか?

独裁というものを問題視する既成概念から距離を置くため、
会社の話に置き換えよう。ワンマン経営者も、余り
ありがたい存在ではないが、しょうがないケースもある。

存立を危ぶまれるほど稼ぎのよくない会社があるとする。
純粋に損得だけで判断した場合、そういう会社で出世
したいと思うだろうか?会社を立て直すのだから大仕事で
ある。しかも稼ぎが少ないから給料も低い。だったら、
大会社の下っ端のほうが気楽なのではないだろうか?
運悪くそんな会社の経営陣の一人になったとしたら、
保身のためには会議に明け暮れ、何も決断しないのが
最上であろう。決断して失敗したら職はフイになり、
その上ふかい恨みを買うわけなのだから。
しかし、本当に何かをしようとするならば、こうした
誤りに陥らないように、一人に責任をおっかぶせたほうが
いい。だめだったらそいつをクビにすればよいのだ。

存立を危ぶまれるほど稼ぎのよくない会社があるとする。
そんな会社を立て直すには大きな力が要る。社長の
指導力とかも要るだろうが、ずばり権力が要るのだ。
士気の低い社員に思いついたことを確実にやってもらう
ためには、強制力が不可欠だ。
そうした強制力の源は、組織内の階級であろう。つまり
既成の権威だ。

ここで話を国に戻す。

一人で決断し実行する、権威を嵩に強大な権力を持つ者、
それが権威主義的な独裁者である。つまり、そうした
独裁制の選択は、国の調子が悪いときには一見合理的な
選択だ
、という側面を持つ。うまくいかなかったときに
クビにするシステムが無いのは致命的だし、独裁者が
うまくやる保障など何もない(むしろ、うまくやる確率は
低いかも知れない)という点で、駄目だけど。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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