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ardryの日記: しぃマガジン1991/02,03

日記 by ardry

 引き続き、Cマガジン読み中。月が連続しているのは偶然だ。たまたま2ヶ月連続で RMS へのインタビューがあったので、会社が雑誌をまとめて廃棄する前に了承をえてもらってきたものだ。

 ...やっぱり、このひと凄いよ。信念というか、筋というか、そういうモノが10年以上、いい意味で変化していない。Emacs は 10 年以上生き残り、現役のプログラムだ。一方、インタビューでたびたび出てきた RMS の敵としての Lotus 社は、今はもう存在しない(IBM の中のいちブランドになってしまった)。

 彼のもつ危機感のひとつに、あと5年もすればソフトウェア特許絡みで、フリーソフトウェアを書いても特許侵害になってしまってプログラムを書けなくなる可能性が高いというものがあった。幸いなことに、ソフトウェア特許はそれなりに問題になってるけど、フリーソフトウェアの息の根を止めるところにまでいってない。

 日本においては GNU GPL というと議論の種になる。それも、自由というキーワードの解釈の違いで、だ。個人的には自由は個人が好き勝手をやるものではなく、ある一定の義務と制限によって結果的に「より自由になる」ものと解釈しているので、RMS の意見は全面的同意とまでは行かなくても好きだし、自作ソフトの Meltice Family に GNU GPL の縛りをかけている。Meltice Family があと何年続くソフトになるのかはわからないけれど、5年後にソフトウェア特許などでがんじらめになって公開終了という事態にはならないだろう、ということだけは信じているし、5年後も GNU なソフトが共有され続けていることを信じたい。

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typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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