ardryの日記: なんとなく感想 for FLOSS-JP開発者調査
FLOSS-JP開発者調査の1/547ということで、詳細情報公開を記念して、回答内容について軽く触れてみる。
性別も年代も業種もクライアント環境も多数派の中の一人らしい。残念ながら、オープンソースへの参画は2001年になる(ソース公開というだけなら1999年頃から)が、これは私のプログラミングスキル的な原因が大きい。2000年夏頃まではWin32SDK/MFCのプログラミングスキルはゼロで、C++Builderなどの「かんたんマイナー系」のコンパイラに依存していたことで、オープンソースにする利点が感じられなかったのが大きい。今ではできれば多くのコンパイラに対応させたいと思いつつ、そんな時間がないので Borland C++ FreeCompiler 5.5.1 / Visual C++ 6.0 だけで勘弁してもらうことにする (某プロジェクトはこれに Watcom / gcc を加えようとして破綻した^^;)
ライセンスについてはばらけているが、いちおう今のところ GPL 採用中。ただ、個人的な意志としては、NYSL な K.INABA さんの考えに近いのもある (BSD ライセンスで著作権表示義務がとれてる、みたいな感じ)。ただ、これだと自分のソースコード防衛が困難なので、あえてGPLにしている。業務で似たコードを書いてしまい、日曜日に書いたコードを「業務上横領」「公開停止しろ」などと言われてしまっても困るし。そういう点で、SourceForge.jp の CVS Tree は「すでに書いているコード」だということでいい証拠になるかも。また、GPL を採用することで、「自ら書いたコードを業務の中に持ち込まない」不文律もできてくる。コードを書いた人はいくらでもライセンス変更できるけど、会社に「(自らの書いたものとはいえ)GPLなコード混入」の迷惑をかけるわけにもいかないし。自分のコードを参考にしつつ別のオリジナルコードを起こす。これによって、趣味と仕事を両立させる、と。参考にできるので似たコードを書くために調べる時間の節約にもなるし。
OSS/FSに費やす時間は、当時お仕事多忙につき「ゼロ」と回答した変わり者である。今は1日30分前後~2,3時間というところか。気力がわかない日はゼロだが、それなりの気力がある日なら昼休みをつぶしてでもいろいろ実験していたりする。
仕事とオープンソースは完全に切り離して考えている。今の会社でオープンソースのお仕事をする夢もかつてはあったが、今では断念している。それどころか、今の仕事、特許という空気も漂っている (あどりの所属チームは直接特許にタッチはしてないが)。某ライバル他社との特許の攻防は、傍目で見ていれば興味深いのだが、当事者の一員となってしまうと興味深いの一言で割り切ってしまっていいものかどうか。本気でオープンソースのお仕事をする場合は転職/会社移動となるわけだが、転職できるほどの技術力があるわけでもなければ、あの解凍ソフトの技術レベルでPRできるとも思えない (あのソフトはシンプルであることを前面に押し出してるので、必要とされる技術レベルはそんなに高くないはずだ)。よって、あれは趣味レベル止まりである。転職の武器としてPRするには、たとえば圧縮解凍分野であれば、少なくともGCAやYZ1といった独自書庫形式を作り出すくらいの知識はほしいところだ。
今、技術力の不足を強く感じているが、それ以上に時間と気力の不足をより強く感じており、いろんな意味での不安に包まれている。数ヶ月単位の、長い長いお休みが欲しい。
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