aruto250の日記: 我々は団塊の跡を継げるのか
何のひねりもなく考えると無理だと思う。何しろ若い世代と数が違う。
例えば団塊の会社員が10人と、20から30代の会社員が10人いたとして、団塊の方は1000人いるうちの上位10人で、若い方は100人のうちの上位10人だったりする。団塊から見れば若い連中は、「本来会社員になれなかった程度の人たち」なわけだ。
そんな連中が団塊の跡を継げるのかというと・・・。
さらに団塊のやつらは日本の主人公(最大の市場で最大の票田だから、商売人も政治屋さんも皆団塊の欲求を満たすために活動する)であり社会のバックアップも手厚く、同時に常に激しい競争にさらされ続けていたため鼻息も荒い意気軒昂な連中だ。そんな連中がこなしてきた仕事を引き継がなきゃならん若い連中の方はと言えば、どっちを向いても「老人(団塊世代)のための○○」みたいなものが溢れる社会で、団塊(の、上位陣)に比べて足りない能力しか持たないのに同等の成果を要求される、という、なんとも意気の上がらない人生が待ってるわけだ。
ただ、若い連中にもいいことはある。団塊の激烈な生き残り競争は大量の落伍者を出し、そうして落伍していった連中は、「ドヤ街で日雇い」みたいなライフスタイルを余儀なくされたわけだが、若い連中にはそれがない。本来なら「ドヤ街で日雇い」な生活しかできないような能力の持ち主でも、とりあえずはアパートを借りられたりする。但しワーキングプアだけど。ああでも今はネカフェ難民がいるのか(って本当にいるのか?)。最も彼らにしたって、建築現場でバリバリのガテン仕事ばかり続けているのかってーと、そうでもない(よね?)。
団塊に言わせれば、この競争のゆるさが「最近の若いものはたるんどる」という嘆きにつながるんだろう。
まーでもそう言うなら、団塊世代と同じだけの競争をさせてみるといい。若い連中でも見所のある奴だけが残る代わりに、団塊と若い世代の人口比をそのまま反映した数しか残らないから。団塊社員10人が引退するときに、引継ぎの社員が2人くらいか?絶対無理だっつーの。仕事にかまけて少子化をどんどん進めた報いだわな。
もっとも、多少の同情はなくもない。働いた分だけ給料が増える。働いた分だけ会社が大きくなる。働いた分だけ日本が繁栄する。自分の努力が結果に直結している充実感。いやぁすばらしい。確かにそんな黄金時代に社会人やってたら、誰だって子供育てるよりも仕事に夢中になっちゃうよね!
結局何がいけなかったかって、子の世代、孫の世代を考えてる人が少なすぎたってことか。
でも仕方ない。明日のために今日一日を我慢できる人は少ない。来年のために今年一年を我慢できる人はもっと少ない。よくわからない次世代のために自分の人生に余計な我慢を導入するだなんて、できる奴が全くいないとは言わないけど、国の浮沈に対して影響を与えられるほどの人数はいないわな。少なくとも俺は無理だ。
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