aruto250の日記: 艦これやその他ミリと萌えの食い合わせに覚える違和感 16
うまく言語化できないのだけど、萌えと組み合わせてしまうと、どうもノリが軽すぎると言うか、厳粛さが足りない気がしてしまう。フィクションのバトルなら何がどうなろうと楽しければ良いじゃんと思えるのだけど、現実にあった戦争の重々しさを作品のエッセンスとして利用するなら、もう少し厳粛に取り扱ってほしいと言うか。戦争の「おいしいとこ取り」はズルいだろ、と思ってしまう。太平洋戦争と萌えのマッシュアップと言うかキュレーションというかコラボレーションと言うか、「KADOKAWA × 太平洋戦争」みたいな。
現実の死、それもたくさんの死を伴った戦争や、その兵器を語るときは、ある種の覚悟と言うか、「これは人の死、それも大量の無念の死を伴うものなんだ」という意識の元で語らないと、死というものに対する敬意が足りないように思えてしまうのだけど、萌えミリタリーにはそれがない。萌えと融合していないミリタリーにも、「戦争はスポーツだ」的な軽い扱いをしているものがあっただろうと言われるかもしれないが、あれはあれで露悪的というか、ネガティブな部分をクローズアップして描くことで、死を意識していることが伺える。翻って萌えミリタリーはと言うと、ネガティブな要素は感動を呼ぶための抽象的なストーリーとしてのみ利用され、嫌な部分のディティールは萌えにラッピングされて見えてこない。なんだか墓場で馬鹿騒ぎして遊んでいるのを見るような感覚と言うか…。
もちろん、例えば艦これで艦娘の沈没(?)時の台詞が実際の史実に忠実で、それが感動を呼んでいるとか、「戦って命を落とした乗組員の方々に敬意を表します」みたいな感想を抱く人がいることは知っているけれど、どうも(極端な表現をすれば)葬式にコスプレで現れて「これが私の弔い方だ」と言われているような、例え本人的には大真面目でも、それだけで円満にはならんだろという考えを持ってしまう。
まあそういう自分も戦国時代とか古代ローマとかの戦争については何も考えずに楽しめたりする(たまに考えてしまうことはあるけど)ので、結局はどの範囲まで、「いま、ここにいる自分」と地続きの感覚をもって想像できるか、という個人差の問題に着地してしまうのかな。
取っ掛かりが萌えであっても構わない。寧ろ間口が拡がって良い (スコア:4, すばらしい洞察)
艦これで言えば真珠湾攻撃とマレー沖海戦で太平洋戦争が始まって位は学校で教えますが、じゃあ実際のところ日本海軍はどうなったのかの仔細どころか概要もちゃんと教えないわけですよ。
それを艦これを契機に自分の推し艦は史実ではどんな運命を辿ったのか、それの所属する艦隊はどうだったか、そして最後には百隻を優に超える大艦隊を擁した日本海軍が艦船を動かす燃料もなく泊地で爆撃されるがままに壊滅したって知れば先の戦争の虚しさの理解も進むだろうって話しでね。
オレは半ば意地で未プレイだけれど、艦隊これくしょんは良い企画だったと思いますよ。
Re:取っ掛かりが萌えであっても構わない。寧ろ間口が拡がって良い (スコア:1)
冒頭の「対して変わらない」ってのはちょっと飛躍し過ぎてうまく理解できないのですが、取っ掛かりの件については、まあ別に何でも良いんじゃないですかね。
インプットではなく、アウトプットの時にどうするか、という話なので。
別に戦争反対だとか、そういうことを主張するつもりもさらさらないです。
ただなんと言うか…言ってみれば、死というものに対して、マタギが熊を殺すときのように対峙して欲しいと言うか…。
源流 (スコア:1)
どのくらいまで遡れるんでしょうかね > 兵器の萌化
フィクション由来になるけどMS少女あたりなのかな
Re:源流 (スコア:1)
萌えとは別の流れと思われるかもしれませんが、源流をたどるという意味では
「たまごひこーき」あたりの「ミリタリーを可愛く」というのはある意味源泉の
1つなんじゃないかと思ったりします。
賛否あるでしょうけど。
Re:源流 (スコア:1)
兵器はあんまり詳しくないのですが、
「マウス」なんか、何も手をかけないでも「萌え」なんじゃないかと思わんでもないです。ドイツ人と日本人の感性に実は親和性があったというサンプルの一つ....なのか?
#ところで、タイトルは狙ったのですか?
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
>フィクション由来になるけどMS少女あたりなのかな
おそらく明貴美加さんのMS少女のことを言っておられるのでしょうけど、最初のMSVのときにザクガール、グフガールがあるので1982年ごろまでさかのぼります。
Re: (スコア:0)
艦船でも大戦中から多少はあったらしい(;;´Д`)
ドイツのティーガー乗員向け解説本なんか有名だけど
Re: (スコア:0)
ノーズアートって言うんですかね。戦闘機や爆撃機の機首(?)にいろんな絵を描くの。
肌もあらわな美女はノーズアートの定番の一つなので「戦闘機/爆撃機 + エロ」の歴史は相当に古そう。
これに「萌え」が入るようになったのは最近かもしれないけど。
Re:源流 (スコア:1)
艦首像 [google.co.jp]だったり
Re: (スコア:0)
インド神話に出てくる「爆撃機」とか、萌え兵器の祖先かもしれない。
いろんな想像図があってかっこいいんだよね。
萌え兵器というよりメカ萌えの部類かな。
ミリタリーというよりは (スコア:1)
個人的な感覚ではあるが、
食い合わせが決定的に悪いのは萌えとミリタリーではなく、
萌えと歴史という気がしてる。
萌え+歴史や歴史上の人物名は全然受け付けないけど、
萌え+ミリタリー要素で舞台が現代以降・SF・ファンタジーはそんなに違和感ない。
ハミングバードとか青空少女隊は普通に見てたし。
#例が古い?
まぁ、本質的には一等自営業先生と同じく萌えなど不要論者ではあるけど。
(あくまで歴史とかミリタリージャンル内での話ね)
あと歴史やミリ+ギャグは全然OKなので、不謹慎とかは違うような気もしてる。
Re:ミリタリーというよりは (スコア:1)
ハミングバードとか青空少女隊は普通に見てたし。
#例が古い
古いよ!!年がバレるぞ。
#ちょっと助走してきた
いまは、この場的にはこのあたり [wikipedia.org]なんじゃんじゃないかと
#読んではないけど、あらすじ見た感じだとあんまり外してないだろう
#存在自体がホラー
Re:ミリタリーというよりは (スコア:1)
なんか、ろくな事書かなかったような....。
オフトピのような気がする話をすると、
最近というか結構前から、ライトな歴史物というものが多くなりまして。
一番字数が少ない例で言うと、「女体化」とかまあ、そんなやつです。
まあ、大雑把に言えば、「(歴史上の有名人、組織)は実は○○だった」という感じで萌えにすると。
#そうか、「萌え」って書くと字数少なくていいな
で、たまに、それやっていいの?その路線でその先どうするの?と思わざるを得ない題材を選択するものもあります。
織田信長だったり、新撰組だったり、マリーアントワネットだったり、諸葛孔明だったり。
まあ、それぞれ、ああこの作家なら大丈夫だから悪いことにはならんだろう、逆にどうするか先が読みたくなるという事もあれば、本当にこのまま先に進むのかこれ?と途中で思わせて次が読みたくなるという
#いや、結果、同じだから
見ている範囲ではさすがに最後に(作品として)ちょっとという事はないので、まあそんな出オチだけしかない事はないんだろうと思います。(多分な、多分)
「織田信長」を題材にしたのは本当に先が気になる作風のやつが一つあったのですが、まあ穏当な解釈(フェイク)にしたり、グロというか悲惨な事実はそのまんま描いてしまって、まあそういう作風もありかと思わせるぐらいの勢いで突っ切ってしまったやつがありますが。
#打ち切りかと思ったが、掲載誌が変わっていた
意外と、作者の力量を試されるジャンルなのかもしれないと思います。
#「角川 × 太平洋戦争」...ああ、『帝都物語』(荒俣宏 角川書店)
#存在自体がホラー
だいたいイカロス出版のせい (スコア:0)
刀剣女子 (スコア:0)
というのが話題になってるのを見ると、
別に「萌え」には限らず、変なつながり方してますね。
女子は特別「戦国」が好きな要素でもあるのかなあ・・・
何がいいたいかというと、萌えミリとか萌え戦国も男ヲタの専売特許じゃないという。