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日記

aruto250の日記: ミューズに愛された人々 3

日記 by aruto250

子供の頃は、クラスに一人くらい絵の上手い子とか、自作の小説のようなものを書いてくる子とかがいた。創造力と表現力に恵まれた、言ってみればミューズに愛された子供たちだ。自分の回りで言えば、筆頭はやはり例の知人で、絵はサラサラと上手いものを描き、小説も書いていて、十代の終わり頃にはギターも始めた。加えて成績も優秀で、良い大学を出たあとはライターとDJをやり、ネットでセルフプロデュースを成功させて、今やネットでは一番人気のある作家のうちの一人ではなかろうか。
他にもいた。小学校の頃からクセは強いものの上手なイラストを描き、中学の頃には自作の漫画や小説を仲間に回覧させていた友達だ。ただ成績は良い方ではなく、高校を出たあと漫画の専門学校に行き、その後は10年ほどニートを続け(この間にどれほどデビューを試みたのかは確かめていない)、数年前からはパートタイムで創作と無関係な仕事を始めたようだ。
他はどうか。小学校の頃一番中の良かった友人で、やはりサラサラと絵を描ける子がいた。比較的裕福な家の子だったが、成績はかなり悪く、中学校では荒んだ性格になりいわゆる不良グループの末席に居場所を得ていたものの、卒業後はドラッグに手を出したのち自殺した。
他には、イラストは描かないもののゲームの二次創作小説を書いていた友人がいた。最後に会ったのは大学生の頃だが、ほとんど授業に出ずにガレージキットの塗装で金を稼いでおり、団地にある自宅の部屋が塗装ブースのようになっていたのに驚いた記憶がある。
最後の子はともかく、自分の回りを見る限り、ミューズの半端な愛は火傷のもとのようだ。天は与える人には二物も三物も与えると言うが、その中によほどの知恵も与えられていなければ成功は覚束無いのかも知れない。そう言えばミューズは詩歌と芸術だけでなく学問の神でもあったか。

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  • by Anonymous Coward on 2016年04月15日 0時54分 (#2997866)

    一人は中一の時から小説がとびぬけて上手く、よい大学を出てけっきょく人気ラノベ作家になりました
    もう一人は絵が上手く東京芸大出身の美術教師に芸大受験を勧められていましたが、総合大学の良いところに行ったようです

    • by aruto250 (21874) on 2016年04月15日 8時09分 (#2997932) 日記

      何となく、才能もクラスで一人(出現率2~3%くらい?)から学年で一人(出現率0.2%くらい?)の間に、広くて深い谷がある感じかなと思ってはいますが…結局は何をするにも頭の良さが必須、って感じですかねえ。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2016年04月15日 3時36分 (#2997901)

    悪魔に魂を売ることは割と容易い。
    悪魔を欺いて地獄行きを回避するのが難しい。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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