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日記

aruto250の日記: 不公平の是正ついでの余分な色気 2

日記 by aruto250

世間を見回すと、いろいろな不公平があるようだけれど、そのどれもが、不公平の是正を求める側が、実現すれば逆に自分の側が有利になるような主張を少しずつ混ぜ込んでおり、そのことが余計に不公平の解消を遅らせているように見える。相手側に傾いた天秤を一刻も早く水平に戻したいあまり、自分の側に多めに重りを乗せたくなる欲求も理解はできるのだけれど、結果的には無駄な時間が増えるだけのように思う。まあ、不公平を非とする側からは、不公平を是とする側の人間性を非難するような主張が度々行われるものだけど、結局のところ立場が違うだけで人間性は皆同じということなんだろうな。それとも、「永遠に揺れ続ける天秤こそが水平である」というポリシーに基づいた確信的な言動だったりするのだろうか。そういうものって、水平を目指しても完璧にはなり得ないから結果的にそうなるのであって、狙って揺らすのとは違う気がするんだけども。
そして上記とは違った意味で厄介なのが、不公平を是とする人々によって自分の人生が損なわれた恨みを晴らしたい、と考える人たちで、彼らはどうしても相手に「償い」を要求したくなり、その主張は「不公平の是正というポーズを取った報復」だったりするので、いきおい要求は過大になりやはり問題の解決を遠ざける。こっちはまあ心情的には同情できるんだけど、それで問題が余計に解決しなくなるんじゃ、いつまでたっても苦しいままなんじゃないかなぁ…でもむしろ問題が解決しないことを望んでいるくらいの人もいるしなあ。
いずれにしろ、余分な要求を乗せない人と、ジャストな要求に対して適切に対応できるような人ばかりであれば、そもそも最初から問題になるような不公平が起こらないか。
後はまあ、「蜘蛛の糸」のカンダタよろしく自分たちが損する側から得する側へ回ったとみるや速攻で不公平の肯定を始める人々もいるし(もともと不公平は大好物だけど自分が損する側にいたくないだけだったということか…)、まったく地獄というほかない。

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  • by Anonymous Coward on 2016年06月22日 13時11分 (#3033907)

    不公平の是正といっても過程があるため。
    例えば男女雇用。
    長い年月をかけて、男女の不均衡が形成されたため、会社や個人の考え方に至るまで不均衡になっている。
    これを是正するには、法律などは逆方向にバイアスをかけないと、考え方が不均衡なのだからいつまでも是正できない。これは現実。
    「急いで」解消するには「やりすぎ」なやり方になるのは必然。

    急ぎすぎや、不均衡が解消した後のやりっぱなしを批判することはあっても、
    不均衡を是正するにあたっての「逆バイアス」は否定できないものです。

    • 確かにそういう問題はあって、実のところこのトピックも「不公平の是正として天秤に錘を乗せる行為はどこまで許容すべきなのか」という内容で書き始めたんですが、個別の問題過ぎて混乱するし、やはりこう言う問題はまずフラットな状態を規定してそこから補正を掛けるのでないといけないな、と思い直してバッサリ削ってしまいました。

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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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