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日記

aruto250の日記: リアリティある天才描写「それでも町は廻っている」 2

日記 by aruto250

「それでも町は廻っている」が完結してしまった。個人的にはすごくリアリティを持って「天才」を描けていた漫画だと思っていて、いつも続刊を楽しみにしていたので大変に残念だ。ちなみに登場人物で一番「天才」っぽく見えたのは歩鳥の弟タケルか。次点は静ねーちゃん、歩鳥の順かなぁ。ユキコも子供らしいメチャクチャさの中に明らかに同じ種類の片鱗が見えていたな。全体的に、天才の興味のあることは基本的に普通と変わらない(非凡な方向に発展していくことはままあるとしても)のだけどアプローチ方法がぶっ飛んでいるというのがすごくリアリティがあるし、同様の描写で説得力があったのは、「がらくたストリート」くらいかな。あちらも天才が何人も出てきて楽しそうに遊んでいた。この辺の演出に失敗した漫画というと、もはや古いのだけど「天才柳沢教授の生活」で、なんかこう、適当に考えた「天才」っぽさが出てしまっていて残念だった…。そう考えると、「それ町」は、作者の「天才」観がよほどがっしりと確立されている(そしてそれが私の「天才」観とたまたま近かった)か、もしくは山のように事例を収集したんだろうなぁ。
ミステリーってほとんど読んだことがないのだけど、やはりテーマ上天才的な人間はよく出てくるのだろうし、この辺うまく描いている作品もたくさんあるのだろうか(うまく描いているかとミステリーとしての面白さは別なのだろうけど)。

しっかし、それ町公式ガイドブックの回覧板、早売りを1回見逃したらまあどこにも売っていなくて往生するわ…。

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  • by Anonymous Coward on 2017年02月20日 14時59分 (#3164299)

    近所の本屋では平積みしてるけど売れてる形跡ないです

    秋田書店コーナーがあるのが謎(?)
    新刊本コーナーのすぐ横にBLコーナーおくのやめてやめてやめて
    # フツーの本屋なのよ?

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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