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日記

aruto250の日記: 765プロ5分前仮説

日記 by aruto250

今年の8月にアイマスのCDを一気に買ってみてだいぶ聴いたのだけど、いつの間にか自分は千早より春香さんのファンになってしまっていたようだ。しかし春香さんのキャラクターはアイマス1、アイマス2、アニメ版とかなりブレが生じていて、またライブ感とでも言うのか、ニコニコ動画で醸成された雰囲気を取り入れたりして、CDごとにその時々で最も受けが良さそうな方向性、あるいは売り出そうとする方向性を反映した印象になっているなあと感じる。そうした中で最も気に入っているのは、やはり前向きな薄幸少女だった頃のMA1なんだよなあ。「大スキ!」からの「悲しみよこんにちは」が完璧すぎるし、自分の中のイメージにピッタリだ。その後はアイマス2、アニメ版と、時代を下るごとに幼くなっていき、また薄幸な感じは薄れていく。とは言え、「そのままの君でいて」「笑って!」あたりはかなりいい。春香さんにはちょっと悲壮感のある歌が似合う。
次点は小鳥さんかな。「以心伝心しよう」はすごくいい。歌詞はちょっと時代錯誤だけど、それもまた小鳥さんのイメージには合っている(ちなみに私の中では小鳥さんがPを捕まえるのだ)「空」「幸」「i」「やさしさに包まれたなら」と、どれもすごく気持ち良さそうに声が出ているので聴いている方も気持ち良い。
律っちゃんは、「Brand New Wave Upper Ground」がすごく良かった。律っちゃんの方向性はこれなんじゃないかというくらいにピッタリだった。「逢いたい気持ち」も「東京は夜の7時」もいい。特に「東京は夜の7時」に漂うバブルの香りは、律ちゃんの棒読みっぽい独特の発声になんだかとても良くあっている気がする。
意外と良かったのが響で、「亜熱帯ガール」のルーズで官能的なイメージはかなりハマっているし、「コーヒー一杯のイマージュ」もなかなか。あずささんは「I'm so free!」がちょっと中の人に引っ張られている感はあるものの、なんだかすごく「らしい」歌で癖になる。

しかし全体的に言えるのだけど、そしてこう言っては失礼だけど、アイマスの真骨頂はカバー曲にある気がするんだよな。現実に流行した歌を仮想のアイドルが歌うことで、記憶の中にある「あの頃」に、仮想のアイドルが実在していたような、奇妙な存在感が漂ってくるというか。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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