asasaoi 曰く、
コロンビア大学のTerryMBらの研究から、鎮痛剤のアスピリンを長期に服用することで、乳ガンになる可能性が下がるかもしれないという報告がJAMA(アメリカ医学会誌)の最新号に論文が掲載されました(タレコミ時点ではFreeアクセス)。
アスピリンはNSAIDs(非ステロイド性抗炎症剤)に分類され抗炎症、解熱、鎮痛などの作用があります
同様に鎮痛剤としてよく利用されるイブプロフェンでは効果は弱く、アセトアミノフェンでは差がなかったようです。
これまでにも、アスピリンをはじめNSAIDsには大腸癌の抑制になるという可能性も報告されています(参考)。
アスピリン(アセチルサリチル酸)は欧米では、鎮痛剤としてだけでなく心筋梗塞や脳梗塞の原因となる「血栓」の予防薬としても広く使われていますが、もともとは19世紀にバイエルの研究者がリウマチに苦しむ父親のために発見したされるとても古い薬です(参考情報)。
別の機関による詳しい調査が必要だとは思いますが、アスピリンと言えばアメリカなどではドラッグストアで500錠入りとかのボトルが簡単に手に入りますし、日本でもバファリンAの主要成分でもあります(小児用バファリンには入っていません)。
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・・・・でも、常用すると副作用の胃炎(さらには胃潰瘍)になってしまう危険性もありますのであしからず。