asatakuの日記: Window Manager vs Desktop Environment
「デスクトップ環境はWindow Manager+α」です。
という言葉は/.JPでGNOMEなり、KDEなりが話題になるときにちょこちょこ見かける。
こういうことをあえて言わなくてはいけないということは、それだけ
* DE側の啓蒙が足りない。
* DEがその理想を充分に実現できていない。
ということのあらわれであろう。
特に、現状では後者の問題が大きいのではないかと思う。
KDEもGNOMEも実用には大きな問題はないかもしれないが、まだまだ物足りない。
個人的には、コンポーネントを選ぶ場余地がほとんどない点が残念だ。
コンポーネントの連携がもっと普及し、コンポーネントの選択肢が増えてこないとDEのメリットというのはアプリ、コンポーネントを強制される or 各アプリ間の連携が期待できないデメリットといい勝負になるからだ。
DEにあるコンポーネントで満足できれば問題ないが、そうでない場合にはあえて乗り換えるほどのメリットは見出せないであろう。
いろいろ考察していくとこのあたりは面白そうなので、
以下に自分なりのDE環境のメリット、デメリットを記述。
(GNOMEを良く知らないこともあり、KDE特化かもしれない)
* 統一されたLook and Feel, UI
UIガイドラインが存在し、各アプリがそれに対応していること。
また、ライブラリ側はUIガイドライン対応アプリを書きやすく作られていることが望ましい。
* 基本設定の一元化
http proxy, E-mail address等の複数のアプリで利用する設定はDE環境の基本設定にあることが望ましい。
また、設定項目は各アプリ上以外にもコントロールセンターで可能なことも多い(?)。
* コンポーネントの利用による同一機能の同一操作
Editorコンポーネントを各アプリがきちんと利用していれば、ユーザはEditorが必要な場面では各アプリの中で使いたいEditorを利用することが出来る。
「他はいいんだけど、Editorが好みじゃない」といった場合にEditorだけを他の物に変更可能になるわけだ。
利用するコンポーネントの優先順位はDE側で持ち、設定できることが望ましい。
ユーザが優先順位を変えることで、対応アプリで利用するコンポーネントが変化するのが理想。
* 開発の容易化
利用頻度の高い処理はコンポーネントとして用意されていることが多い。
ディベロッパーは自分の目的とする部分のコーディングに集中することが出来る。
また、コンポーネント連携を正しく利用しておけばあとからの拡張や別アプリとの連携も比較的容易のはず。
上記はメリット。ただし、DEの理想が実現できたとしての条件付きかも。
* 重い、リソースが必要
* いままでの使い慣れたアプリとの親和性が低い
(もちろん、アプリ次第だが)
こちらはデメリット。こちらは現状存在するもの。
ざっとこんなところか。まだ他にもあるだろう。
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