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604917 journal

astro-mの日記: 超地球

日記 by astro-m

1995年の最初の太陽系外惑星発見から10年足らず、現在までに123個の系外惑星が見つかっていますが、それに加わる新たな惑星が発見されました。(space.com の記事)

ヨーロッパ南天天文台の観測所で発見されたこの惑星は、さいだん座μ星を回る二つ目の惑星ですが、その質量はこれまでに発見された惑星の内でもっとも軽く、地球の14倍(天王星程度)"しか"ありません。これまでに見つかった惑星はほとんどが木星(質量は地球の約300倍)サイズのガス惑星であったことを考えると、新たに発見された惑星は非常に軽い星であることがうかがえます。この程度の質量の場合は固体惑星である可能性もあるということで、初の地球型惑星の発見ということになる可能性もあります。

これまで太陽系とは似ても似つかない異形の惑星が多く発見されてきた太陽系外惑星ですが、観測技術の進歩によってより小さな惑星まで発見できるようになったようです。宇宙のお隣さんが見つかる日は、いつになるでしょうか。

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