astroの日記: モデレーション
というのはさておき、CDの逆輸入禁止について。
正直、音楽業界の主張も判らなくはないんですよ。
ですけど前提として、彼らが努力した結果やっぱりこれは規制が必要です、というならね。
何がいいたいかというと。
CDが売れなくなったのは、業界が今までの売り方をぜんぜん変えていないからではないでしょうか。
黙っていて物が売れるような高度成長期、バブル経済はとうに終焉しました。
消費者がお金を出さないのは、出すに値しないものになっているからではないでしょうか。
私の勤める会社は半導体を製造販売しています。
競合事業者も多く、開発競争に莫大な資金と人的リソースを投入し、顧客に選ばれるような製品を作っています。そして買っていただいた顧客と、最終製品の消費者の皆さんに満足していただき、その正当な対価をいただいているのです。
競合事業者が値段を下げたら、我々も価格対応を行います。もしくは機能で差別化を図ります。こういった努力の積み重ねが、我々メーカーの生き残る道なのです。
音楽流通業者は、こういう努力をしたのでしょうか?
あぐらをかいて、「なんでお前らCD買わないんだよ!!」と思っていませんか?
演歌歌手は、それこそ小さな町の飲み屋を回ってCDを売るというのではないですか。
CCCDを先頭に立って売っている会社の営業は、CDショップの店頭に立って、消費者に自社の主張を理解してもらおうとしたのでしょうか?
私のコメントに返信してくれた人のコメントには「音楽業界はいまだ販売者志向マーケティングしかしてない」といっていますがその通りだと思います。
コスト一つにしても、自分達のコスト計算式をかたくなに守り、それを積み上げることで価格を出して売る。そういう商売が成り立つのが独占です。
そこに取り付く寄生虫が多ければ多いほど、中間搾取が生まれ、著作者にも消費者のためにもならない余計なお金が生まれるのです。
著作権商売は独占商売ですが、あくまで著作物を生み出した著作者が正当な対価を得られるために独占が与えられているのです。
寄生虫を養うためではありません。
流通事業者は著作者の代行者に過ぎません。彼らが自分達の利益のために、著作権を振りかざし著作者のように振舞うのは見ていて腹が立ちます。
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