astroの日記: だんだん読めてきたデジタル放送の闇
まずはこの記事。
法制度によるデジタル放送の著作権保護を検討開始
この中で、フーリオについても述べられている。
フーリオは技術的にはそう難しいものではないが、ARIB規定を
満たさないのでB-CASカードが支給されない。
これを、他の機器のB-CASカードを転用するという、単純明快な
方法で乗り切ったもの。
私は、B-CAS暗号を破るのは難しいとは思っていたが、
同時に、B-CASカードさえ何とかすれば、いずれこういう
機器が作れるだろう事は予想していた。
B-CASカードは貸与されているというものらしいが、
消費者にとってみれば製品の付属品だし、中古で売る際や、
捨てるときにはそのまま装着してしまうだろうし、
そもそもユーザ登録などまじめにするユーザがどれだけ
いるか不明だ。
(私の家にはB-CASカードを使う機器が3台あり、カードも
3枚あるがユーザ登録は一切していない)
B-CASがICカードになったのにはいろいろ理由があるの
だろうが、一つに利権団体として作られた側面は否めない
だろう。
地上デジタル専用のチューナ機器は、B-CASではなく、
スクランブルを内蔵する方向で検討されていたのに、
いつのまにかB-CASシステムに乗せられてしまっていた
ことからもわかるように、放送を牛耳る事が目的だった
のだろう。
デジタル化は、彼らにとっては、またとない千載一遇の
チャンスだったといえる。
記事中では、著作権団体の椎名氏などが、「スクランブル
してくれと頼んだことは一度もない」というふうに発言
しているとおり、私も含めて、こういったコンテンツの
保護強化は、著作権者により強行されているのかと思って
いたが、どうやら実情は違っているように思える。
著作権者としては、違法なコピーが出回るのを防止し、
適法なコピーに対して、適正な対価を確保したいというのが
本音だろう。
消費者も、機器メーカーも、そして著作権者も望まない、
スクランブルによるコピー防止を利権化し、それを維持し
続けようとする勢力、それは他でもなく、許認可権限を
持った省庁(この場合は総務省)だったのだろうか。
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