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531274 journal

bicradashの日記: Code Monkey Lyrics

日記 by bicradash

歌詞も置いてみたり。

Code Monkey
Lyrics by Jonathan Coulton
Licensed under a Creative Commons License (Attribution-NonCommercial-ShareAlike 2.5)

Code Monkey get up, get coffee
Code Monkey go to job
Code monkey have boring meeting
With boring manager Rob
Rob say Code Monkey very diligent
But his output stink
His code not functional or elegant
What do Code Monkey think
Code Monkey think maybe manager wanna write goddamn login page himself
Code Monkey not say it out loud
Code Monkey not crazy just proud
Code Monkey like Fritos
Code Monkey like Tab and Mountain Dew
Code Monkey very simple man
With big warm fuzzy secret heart
Code Monkey like you
Code Monkey like you
Code Monkey hang around at front desk
Tell your sweater look nice
Code Monkey offer buy you soda
Bring you cup, bring you ice
You say no thank you for the soda 'cause
Soda make you fat
Anyway you busy with the telephone
No time for chat
Code Monkey have long walk back to cubicle
He sit down pretends to work
Code Monkey not thinking so straight
Code Monkey not feeling so great
Code Monkey like Fritos
Code Monkey like Tab and Mountain Dew
Code Monkey very simple man
With big warm fuzzy secret heart
Code Monkey like you
Code Monkey like you a lot
Code Monkey have every reason
To get out this place
Code Monkey just keep on working
See your soft pretty face
Much rather wake up eat a coffee cake
Take bath, take nap
This job fulfilling in creative way
Such a load of crap
Code Monkey think someday he have everything even pretty girl like you
Code Monkey just waiting for now
Code Monkey say someday, somehow
Code Monkey like Fritos
Code Monkey like Tab and Mountain Dew
Code Monkey very simple man
Big warm fuzzy secret heart
Code Monkey like you
Code Monkey like you

日本語訳:

コード猿は起きる、コーヒーを飲む
コード猿は仕事に行く
コード猿は退屈な会議する
退屈な管理者ロブと
ロブいわく、「コード猿はとても勤勉
だけど成果物はお粗末
コードは機能的でも洗練されてもない」
コード猿はどう思うか?
コード猿は管理者がいまいましいログインページを自分で書いてみればと思う
コード猿は口を大にして言わない
コード猿は狂ってないから、ただ誇りがあるから

コード猿はFritosが好き
コード猿はTabとMountain Dewが好き
コード猿はとても単純な男
大きくて暖かくて柔らかくて秘密の心を持った
君のようなコード猿
君のようなコード猿

コード猿は受付でうろつく
あなたにセーターが似合うと言う
コード猿はあなたに炭酸をおごると申し出る
コップをあなたに持ってくる、氷をあなたに持ってくる
あなたは炭酸を断る、なぜなら
炭酸は太るから
どちらにしてもあなたは電話で忙しい
おしゃべりの時間はない
コード猿はキュービクルへの長い道のりを帰る
彼は座り、仕事をするふりをする
コード猿はあまりはっきりと考えられない
コード猿はあまり気分が良くない

コード猿はFritosが好き
コード猿はTabとMountain Dewが好き
コード猿はとても単純な男
大きくて暖かくて柔らかくて秘密の心を持った
コード猿はあなたが好き
コード猿はあなたが好き、とても

コード猿は十分な理由がある
ここから出て行くための
コード猿はただ仕事を続ける
あなたのやわらかくてかわいい顔を見る
本当は目が覚めてコーヒーケーキを食べたい
風呂に入りたい、眠りたい
「この仕事は創造的な意味で充実してる」
なんてでたらめだ
コード猿は思う、いつの日かすべてを得ることを、あなたのようなかわいい子さえも
コード猿、今はただ待つ
コード猿は言う、いつの日か、どうにか

コード猿はFritosが好き
コード猿はTabとMountain Dewが好き
コード猿はとても単純な男
大きくて暖かくて柔らかくて秘密の心を持った
君のようなコード猿
君のようなコード猿

531453 journal

bicradashの日記: Code MonkeyはFritosが好き

日記 by bicradash

Greyjackいわく「Jonathan Coultonのthing-a-weekシリーズ新曲、Code Monkeyはすべての評価されない開発者たちへの賛歌だ。歌より:『Code Monkey起きるコーヒー飲む/Code Monkey仕事に行く/Code monkey退屈な会議する、退屈な管理者Robと/RobいわくCode Monkeyとても勤勉/だけど成果はお粗末/コードは機能的でも洗練されてもいない/Code Monkeyどう思うかって?』彼の作品ほぼすべてがそうであるのと同様に、彼はこれをクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で公開した――さあ、ダウンロードして、この良さを共有しよう!」 Update: 04/23 19:23 GMT by SM:幾人かのユーザーたちはまた、torrentを提供してくれた。

やはりTraiss翻訳分です(原文:Code Monkey Like Fritos)。ここはタレコミ録のはずでしたが、曲に感動してしまったので、つい。

531679 journal

bicradashの日記: TorvaldsはFreeBSD開発陣に厳しい言葉がある 2

日記 by bicradash

匿名の読者いわくCopy On Write(COW)の利点と、vmsplice()と名付けられた、とても新しいLinuxカーネルのシステムコールとを比較する、いくらか技術的な議論の中で、Linux作者Linus Torvaldsは、COWを利用するMachとFreeBSDの開発者たちに対して厳しい発言をした:『私はMach(そして当然FreeBSD)の人々を無能な馬鹿だと断言する。VMで遊ぶのは悪だ。メモリーコピーも _同じく_ 悪だが、率直に言って、多くの場合メモリーコピーはVM遊びよりも弱点が _少なく_ 、そしてより大きなキャッシュは、その点をより明確にし続けるだけだ。』議論は新しいvmsplice()がこの余計なオーバーヘッドをどのように防ぐかについて説明を続ける。」

Traissで訳したんですけど、面白そうなので一応こっちにも置いてみます(原文:Torvalds Has Harsh Words For FreeBSD Devs)。

380853 journal

bicradashの日記: GoDaddy.comがOpenSSHに1万ドルを寄付

日記 by bicradash

The Hosting Newsの記事によると、ドメイン名登録数世界一のレジストラGoDaddy.comはOpenSSHプロジェクトに1万ドルを寄付しました。

以下に記事よりコメントを引用して訳します:

GoDaddy.com創業者であり、CEOであるBob Parsons氏はこのようにコメントした「OpenSSHとOpenBSDプロジェクトのボランティアたちによる仕事はオンラインセキュリティにとって不可欠だ。Go Daddyは、彼らがインターネットコミュニティに対するすばらしい貢献を続けられるよう、助けることが出来て嬉しく思う。Go Daddyにおいて我々は、大きく、そして急速に拡大し続ける自分達の技術インフラを管理するため、OpenSSHを広範囲に利用している。我々の技術スタッフは常にそれを頼りとしている。Go Daddyは非常に感謝しており、我々はその感謝の気持ちを、この極めて重要な組織に対して示したい。」

OpenBSDとOpenSSHプロジェクトの創設者であり、リーダーであるTheo de Raadt氏はこう付け加えた「我々は、Go DaddyがOpenSSHプロジェクトの使命への財政的支援という先見の明を持っていることについて、大変ありがたく思う。これは世界中のシステム管理者が仕事をするために頼りとしているプロダクトへ、我々が品質とセキュリティを向上し続けることを可能にするだろう。」

OpenBSD及びOpenSSHへの寄付については、スラッシュドットにおいても過去何度かストーリーとなっています。

また本家スラッシュバック曰く、「(OpenSSHサイトの)点滅がいつ止まるかについての言葉はなかった」そうです。

結果:採用(GoDaddy.comがOpenSSHに1万ドルを寄付)。

380819 journal

bicradashの日記: スタジオジブリ、「ゲド戦記」の予告編をネット上で公開

日記 by bicradash

スタジオジブリは13日、同社の公式ウェブサイトにおいて、同社の製作する7月公開予定映画、アーシュラ・K・ル=グウィン原作、宮崎吾朗監督作品「ゲド戦記」の予告編第1弾を公開しました(大画面版)。

同社が予告編をインターネット上で公開するのは初めてのことで、アナウンスの中では次のようなコメントが掲載されています:

普通の映画サイトではごくごく当たり前のことなのですが、スタジオジブリの映画の予告編がネットで観られるようになるのは初めてのことです。
これまで、スタジオジブリは配信に懐疑的でした。しかし、時代は確実に変わりました。
こうして、みなさんに直接渡した力、メッセージをお届けできるようになったことは、本当に良い時代になったものだと、しみじみとネット社会の有効性とありがたさを感じているところです。

この予告編はFlash形式で配信されており、視聴にはFlash Playerが必要となります。

また、このアニメーション映画作品「ゲド戦記」については以前スラッシュドットにおいてもストーリーとなっています(ジブリ、次なる新作は「ゲド戦記」)。

結果:採用(スタジオジブリ、「ゲド戦記」の予告編をネット上で公開)。

380783 journal

bicradashの日記: FreeBSDの公式Java JDK/JRE 1.5バイナリがリリース

日記 by bicradash

FreeBSD Foundationは5日、FreeBSD公式Java JDK/JRE 1.5のバイナリを発表しました。

以下アナウンスより引用して訳します:

FreeBSD FoundationはFreeBSDの公式Java Runtime Environment(JRE)とJava Development Kit(JDK)が入手可能であることをとお知らせできるのを嬉しく思います。当財団はバイナリを配布するためにSun Microsystemsとライセンスを締結いたしました。このバイナリはJDK 1.5を基にしており、i386プラットフォーム上のFreeBSD 5.4とFreeBSD 6.0の公式リリースで動作します。

FreeBSD FoundationはJavaの開発に財政的支援を提供し、認証プロセスに資金援助をし、そしてSunのJDKとJREのコンパイル済みパッケージを配布するためにライセンスと商標権の合意交渉をしました。

「Sunの最新パートナーソースに基づいた公式のJREとJDKバイナリのリリースはエンドユーザーと開発者の双方同様に、他のサポートされたオペレーティングシステムと期待するのと同じ移植性、堅牢性、そして安定性をもって、彼らがFreeBSDにおいてJavaアプリケーションを使用、作成できるという確信を提供するでしょう」とFreeBSDデベロッパー、そしてBSD Java Teamのメンバー、Greg Lewisは言いました。

「そうすることによって、FreeBSD FoundationはFreeBSDを他のJavaベースウェブサービスのための企業向けオペレーティングシステムと匹敵する位置に置いたのです」(Lewis)

公式リリースは現存のjdk15ポートより簡単にインストールでき、よりバギーでないとLewisは言います。

「Sunからの適切なライセンス供与のおかげで、OEMたちはFreeBSDの配布にJavaアプリケーションをJREもしくはJDKと共にバンドルできるようになりました」(FreeBSD Foundation運用責任者Deb Goodkin)

「FreeBSD FoundationはFreeBSDオペレーティングシステムのJavaサポートを継続することができて、とても嬉しく思います。これはFreeBSD Foudationへの寛大な寄付によって可能になりました」(FreeBSD Foundation代表Robert Watson)

「我々はFreeBSD 5.5、FreeBSD 6.1の認証リリースやamd64/em64tハードウェアプラットフォームのサポートを含め、FreeBSDのJavaサポートを拡大し続けることに全力を挙げています」(Watson)

さらなる情報やダウンロードはこちらで入手可能です。
http://www.freebsdfoundation.org/downloads/java.shtml

FreeBSDの公式JDK/JREバイナリについては、以前スラッシュドットにおいてもSun Microsystemsとのライセンス締結時JDK 1.3.1配布時などでストーリーになっています。

結果:採用(FreeBSDの公式Java JDK/JRE 1.5バイナリがリリース)。

その後発見した修正すべき箇所:

s/他のサポートされたオペレーティングシステムと/他のサポートされたオペレーティングシステムに/
s/企業向けオペレーティングシステム/エンタープライズオペレーティングシステム/

380779 journal

bicradashの日記: Mozilla FoundationがOpenBSDに1万ドルを寄付

日記 by bicradash

寄付のお願いだけして、感謝の言葉を伝えないのもなんだと思いましたので、タレコましていただきます。

OpenBSD Journalによると、Mozilla Foundationのエグゼクティブ・ディレクターFrank Hecker氏OpenBSDプロジェクトリーダーTheo de Raadt氏に連絡を取り、同財団がOpenBSDプロジェクトに対して1万ドルの寄付を行うことを伝えたそうです。これは3日に発表されたMozilla Foundationのステータスレポートにおいても触れられています。

以下、ステータスレポートより引用して訳します:

Mozilla FoundationはOpenBSD、OpenSSHとその他の関連活動への支援のため、OpenBSDプロジェクトに対して1万ドルの寄付を行いました。OpenBSDプロジェクトはセキュアなUnixライクOS(当然Firefoxも走ります)を作成する分野において、また関連セキュリティ技術を開発することについて、すばらしい仕事を成し遂げています。とりわけ、MozillaプロジェクトはSSHをMozillaのCVSリポジトリへの接続を安全にすることなどを含め、様々な目的のため広範囲にわたって使用しています。OpenBSDとOpenSSHの両プロジェクトはこれまで財政的な困難性を経験しており、彼らのMozillaプロジェクトへの重要性のため、またオープンソースとフリーソフトウェアの世界をより広げるため、彼らのチームに我々の支援を示す価値があると感じました。

またOpenBSDプロジェクトはこの大きな寄付だけではなく、何百ものより小さな寄付を、主に個人や小さな企業から受け取っており、みなさんがOpenBSD/OpenSSHプロジェクトを続けるために歩み出てくれたことに感謝しているとのことです。

どうやらタレコミの時点ですでにストーリーが存在していたようです(Mozilla FoundationがOpenSSHプロジェクトへ1万ドルの寄付を決定)。翻訳と記事の編纂に手間取りすぎました。残念。

UPDATE: と思いきや、yoosee氏が記事中にわざわざ追記してくださいました。どうもありがとうございました。

結果:採用?

その後発見した修正すべき箇所:

s/1万ドルの寄付/1万米ドルの寄付/

533797 journal

bicradashの日記: FreeBSDのセキュリティ開発のための資金募集

日記 by bicradash

気が付いたらかなりの部分を訳していたので、一箇所にまとめておきます。(原文:Fundraising for FreeBSD security development)

UPDATE: 結局寄贈者のリストを除いてすべて訳してしまいました。この訳文の情報はすべて2006年4月4日現在のものですので、寄付をされる場合は原文を参照なさってください。

UPDATE: とか言っている間に目標額に到達したようです。

おおっと! ちょっと待って!

いくつか約束済みの募金が届くことになっていますので、私は目標額に到達するでしょう。

もしあなたがすでに私に募金を送ることを連絡していなければ、これ以上の送金はしないでください。そのかわりに、FreeBSD Foundationに募金するか、FreeBSDデベロッパーのためにFreeBSD Developers Want Listからなにか購入することをどうかご検討ください。

FreeBSDのセキュリティ開発のための資金募集

FreeBSDユーザーの皆様へ

3年より少し前、私はFreeBSD Updateをリリースしました。これは私のFreeBSDに対する始めての大きな貢献です。その後、私はFreeBSDコミッターになり、FreeBSDセキュリティチームに参加し、Portsnapをリリースし、そしてFreeBSDセキュリティオフィサーになりました。しかしながら、私がオックスフォード大学を卒業生となって去り――卒業論文を書くのに忙しかった――サイモン・フレーザー大学の研究者となっても――研究論文を書くのに忙しかった――私のFreeBSD関連の仕事に関する「to do」リストは大きくなるばかりでした。そして今、私はそのリストの中にあるいくつかの事項について、私がFreeBSDについてフルタイムで仕事をする機会がなくては、おそらく永遠に解決しないことに気が付きました。

ここであなたが登場します。私はこの夏に16週間フルタイムでFreeBSDに働くため、15,000カナダドル(約13,000米ドル)を集められることを願っています。これは私にFreeBSDセキュリティオフィサーとしての役割に身を捧げることを許し、FreeBSD Updateの完全なオーバーホールを実行、そしてPortsnapにいくつかの著しい改善をもたらすことができるでしょう。

PortsnapとFreeBSD Updateを現在利用しているシステムの数(私のサーバーログによるとそれぞれ約8,500と4,500)を基にした私の推測によると、これはコンピューター1台につき1米ドルでうまくいくことになります(PortsnapとFreeBSD Update両方を使っているシステムについては2ドル)。もし私がPortsnapとFreeBSD Updateを使っている人からしか募金をもらわなかったとしても、これはお願いするのに無理な額だとは思いません。とは言うものの、たとえ募金の目標額に達しなかったとしても、私はできる限りの仕事を、資金の保つ限り、他の仕事(おそらくまた大学になるでしょう)に戻るまで果たします。

募金はpaypalでcperciva@freebsd.org宛に送れます。もし小切手を送られる方がお好みでしたら(この場合カナダもしくは米ドルでないとおそらく無駄になってしまいますが)、私への郵送先の入手のためご連絡下さい。どちらの場合でも、匿名を希望される場合は私にお知らせ下さい。

Colin Percival

詳細

1. 私はなにをするつもり?

次の内で私にできる限り。大体の優先順です:

  • 私のFreeBSDセキュリティオフィサーとしての役割を優先させる。

    過去数ヶ月間の中で時折、私は報酬をもらって遂行している仕事に仕方なく身を捧げていると感じることがありました。FreeBSDセキュリティオフィサーの(ボランティアとしての)役割に時間を費やすよりもです。私はこれがFreeBSDの安全性にとって大きな悪影響になったとは言いませんが、もし私がカンファレンスの締め切りに間に合うように論文を提出しようともがいていなければ、より迅速に解決されるはずだったいくつかの問題や、より良く書かれたアドバイザリを受けてしかるべきものはありました。

    明らかに、もし私が報酬を受けてFreeBSDのために働いていたら、これは問題となりませんでした。

  • FreeBSD Updateを書き直す。

    私が始めてFreeBSD Updateを書いたとき、FreeBSDのベースシステムはめちゃくちゃでした。暗号輸出規制のおかげで、いくつかのバイナリではどのセットの暗号コードが(もしあれば)インストールされているかによって、最大4個もの違うバージョンが存在しました。さらに、多くのバイナリではビルドするたびにまったく違う形でコンパイルされました(これはFreeBSD Updateにとって特に問題をもたらしました)。過去3年間の中で、これらの問題は修正され、FreeBSD Updateに関連する醜いハックの大半はもはや必要なくなったのです。

    その一方、私はFreeBSD Updateを書くときにいくつかの想定をして、問題をもたらしてしまいました。私は関連するパッチがCVSにコミットされた後にバイナリアップデートがビルドされるだろうと推測していました。私が2004年にFreeBSDセキュリティチームに参加して以来、これが事件になったことはありませんが、しかし私はCVSにコミットがされる前にバイナリアップデートがビルドできるよう、いくつかの醜いハックに手を染めなくてはならなかったのです。さらに、私は人がいつもすべてのアップデートを望んでいて、特定のアップデートがどのアドバイザリに責任を持つのか気に留めないだろうと推測していました。結果的にこれらの想定はどちらも真実ではありませんでした。

    私がFreeBSD Updateを書き直す際の目標は:

    • ユーザーはWorld、カーネル(複数も)、ソースコードを別々にアップデートできるようになります。これはカスタムカーネルを使っている人にとってFreeBSD Updateをより利用しやすくします。
    • 過去数年間に起こったsrcツリー整理のおかげで、ビルドコードは非常により簡潔に、より綺麗になります。これはFreeBSD Updateのビルドコードを独自のアップデート(例えば独自のカスタマイズを含めるなど)で使用したい人にとって、利用しやすくします。
    • i386以外のアーキテクチャーもサポートされるようになります。現時点でクライアントコードはほとんどのプラットフォームで動作しますが、私の知る限りではビルドコードは動作しません。これはまずAMD64ビルドで実現され、他のプラットフォームでは要望とビルドハードウェアの入手性次第になります。
    • アップデートのビルドはFreeBSDセキュリティチームの管理するハードウェア上で行われ、他のチームメンバーがビルドを始めることが可能になります。これはFreeBSD Updateがプロジェクトによって(ようやく)公式にサポートされることが認められることになります。

    私はこの計画について他のデベロッパーたちとBSDCanデベロッパー会議において検討するつもりです。ですから、おそらくこのリストにはいくつかの事項が追加されることになるでしょう。

  • Portsnapの改善
    • 私はすでにPortsnapのミラーリングコードを公開しましたが、Portsnapのビルドコードはリリースする前に整理しなくてはなりません。
    • Matthew Seamanが私に指摘してくれたように、ディレクトリ内のメタデータが変更された箇所で"make describe"を走らせるだけで、PortsnapのINDEXビルドを速くすることが可能なはずです(MatthewのPortindexの動作と同じように)。これはビルドが行われる方法の内部メカニズムのおかげで、かなりの量の作業を必要としますが、Portsnapのビルドを約1時間から約15分まで速くするでしょう(これは同様にCVSへのコミットからPortsnapクライアントでのアップデート取得可能までの遅延時間が短くなることを意味します)。
    • 私はずっと少ない帯域でも使用できるようにミラーリングコードを改良することができるはずです。現在は個々のクライアントマシンと比べ、約一千倍の帯域を使っています。結果、私はこれまで人々に独自ミラーを作るのではなく、すでに存在するミラーを使うようお願いしてきましたが、様々な理由によりこれはみんなにとって望ましいものではありませんでした。
    • Portsnapについて良く聞かれる苦情の一つは、Portをアップデートするときにローカルの変更を消去してしまうということです。どのファイルが存在するはずかを記録することで、私はPortsnapがより賢くローカルの変更を扱うようにできると思います。少なくともユーザーによって追加された余分なファイル(例えばfiles/ディレクトリ内の新しいパッチや、Makefile.localファイルなど)に触れずにそのまま残すくらいには。

2. 私はどれだけの金額が必要?

私は15,000カナダドル(約13,000米ドル)を集められることを願っています。これはおおよそ私が大学で働いて得られる収入です――私が「おおよそ」と言うのは大学では給与税のいくらかを支払ってくれたり、いくらかの手当を提供してくれるからで、本当のところ、この金額が大学で得る金額よりも多くなるか少なくなるか、確かではないからです。

留意してほしいのは、これがもし大きな企業でコードを書いたときに私が得られる金額では決してないことです――この相場は私がのしたい仕事をするときにのみ適用されます。

3. どのようにして募金できる?

cperciva@FreeBSD.org宛のPayPal経由か、もしくは小切手です(私の住所のためにはEメールをください)。電信送金も可能かもしれませんが、調べていません――もし必要となった時には詳しく調べます。

UPDATE: もう一つ可能性があります。おそらくカナダ人しか利用できませんが、Interacの「Email Money Transfer」です。

UPDATE: これ以上私にお金を送っていただかなくて結構です。どうやら私は目標額に到達したようです。

4. 最小/最大どれだけ募金できる?

PayPalの送金手数料の関係で、5ドル未満の募金はあまり現実的ではありません。小切手について、私はカナダドルの小切手を引き受けるのに手数料を払わなくてよいのですが、米ドル小切手で10ドル未満のものはおそらく現実的ではないでしょう。他の通貨(例えばイギリスポンドやユーロなど)については銀行の手数料がどのくらい大きいのか知りませんが、おそらく多少大きくなるでしょう。

上限に関して:もしあなたが1000ドルより多く募金されることをお考えでしたら、PayPalへの送金手数料支払いを避けるため、先に私に連絡する価値がおそらくあるでしょう。なぜならその金額を超えると手数料がかなり大きくなってしまうためです。またそれとは別に、もし私が目標額に近づいているようでしたら、大きな額の募金を送っていただく前に、現在高(次の質問を見てください)をチェックして私にご連絡していただくようお願いします。

5. これまでどれだけ募金された?

私は次の募金を受け取りました(日付はUTCです):

(リスト)

送金手数料とカナダドルに両替した後ですと、これは4262.82ドル(目標額15,000ドル中)です(訳注、2006年4月4日現在)。しかしながら、いくらかの募金――二つの非常に大きな額の小切手を含む――が郵送で届くはずです。そしてこれらは私を目標額まで達成させるでしょう(届いたら上記のテーブルに追加します)。

6. もし私が多すぎる/少なすぎる金額を受け取ったらどうなる?

もし私が目標額の15,000カナダドルに達しなかったら、私は支払われた金額内で可能な限り、他の仕事(おそらくまたサイモン・フレーザー大学になるでしょうが)に戻るまでにやり遂げます。

もし私が15,000カナダドルを上回る募金を受け取ったら、私は目標額を超えた募金分の寄贈者に連絡して、彼らに募金を払い戻しをする選択肢を提供します。

7. 私はいつこれを実行することを計画している?

2006年5月1日から2006年8月31日の間、7月の最終週は除外されます(長らく計画していたミュージックキャンプでの休暇のため)。

8. 私がこれをしている最中、<ここにバグを入れてください>を直す?

9. 私がこれをしている最中、<ここに機能を入れてください>を追加する?

もしそれがFreeBSD UpdateかPortsnapに関連することなら、おそらくは。私にEメールを送って問題を説明してください。そうすれば私に時間があるときに取り掛かるもののリストに追加します。

これまで人にお願いされたこと:

  • FreeBSD Updateにバージョンナンバーを表示するオプションを追加する。
  • FreeBSD Updateにどのアドバイザリがパッチによって修正されたかを確認するメカニズムを追加する。
  • FreeBSD UpdateがKLDを置き換えた後にlinker.hintsを間違いなくアップデートさせる。
  • freebsd-update cronにMAILTO環境変数について教える。
  • FreeBSD Updateの内部データベースに相対シンボリックリンクを使い、/usr/local/freebsd-updateからどこか他の場所に移動できるようにする。
  • FreeBSD Update経由でALTQサポートつきのカスタムカーネルを配信する。
  • FreeBSD Update経由で後にkldloadできるものを省いたカスタムカーネルを配信する。
  • Portsnapに最初のものがアクセスできない時に他のミラーを使うよう教える。
  • Portsnapをミラーやプロキシについてもっと賢くする――すべてのミラーは同じファイルを持っているべきだが、今のところ「ランダムにミラーを選ぶ」戦略はプロキシがデータを複数回受信する結果に終わっている。
  • Portsnapが利用可能なミラーを探すとき、古いバージョンのhost(1)の出力をパーズするよう教える。

10. 募金は税金控除可能?

私は税理士ではありませんが、基本的に次のように理解しています:

  1. 私は慈善事業ではありませんので、あなたはこの募金を慈善寄付として申告することはできません。
  2. 法的に言うと、これは請負仕事なので、企業はどのような形の募金でも事業活動費として申告することができます。ご要望があれば、私は請求書を発行します。

11. 消費/所得税については?

私の理解によると、私は誰にも消費税を負担させる必要はありません。なぜなら私の総収入(望ましくは15,000ドル)が30,000ドルの「small supplier(小規模事業者)」基準を下回るためです。

私はこれで受け取った金額分の所得税を支払わなくてはなりませんが、これについては自分で対処します(2007年の初め、2006年度の所得税申告書を記入するときに)

12. これまでのところ、私はどれだけの進展を見せた?

2006年5月に私が仕事を始めた後、私の疑似ブログ、Daemonic Dispatchesにて進捗状況のレポートを掲示します。完全に最新情報に追従することは保証できませんが――私は大したブロガーではないので――しかし私の進捗状況について何らかの見方を提供してくれるはずです。

380759 journal

bicradashの日記: FreeBSDセキュリティオフィサーが資金を募集

日記 by bicradash

FreeBSDセキュリティオフィサーのColin Percival氏は、自身がこの夏フルタイムでFreeBSDのために働くため、資金を募集しています。
氏は以前にもFreeBSD Updateのサポートのために寄付を募集されており、その際はスラッシュドットにおいてもストーリーの中で紹介されました(FreeBSD Update が 4.9-RELEASE の自動更新サポートを開始)。またその結果、多くの寄付が集り、氏もslashdot.jpに対して感謝の言葉を述べられています。(関連ストーリー:FreeBSD Update が 5.x-RELEASE の自動更新サポートを開始)

以下アナウンスより引用して訳します:

FreeBSDのセキュリティ開発のための資金募集

FreeBSDユーザーの皆様へ

3年より少し前、私はFreeBSD Updateをリリースしました。これは私のFreeBSDに対する始めての大きな貢献です。その後、私はFreeBSDコミッターになり、FreeBSDセキュリティチームに参加し、Portsnapをリリースし、そしてFreeBSDセキュリティオフィサーになりました。しかしながら、私がオックスフォード大学を卒業生となって去り――卒業論文を書くのにに忙しかった――サイモン・フレーザー大学の研究者となっても――研究論文を書くのに忙しかった――私のFreeBSD関連の仕事に関する「to do」リストは大きくなるばかりでした。そして今、私はそのリストの中にあるいくつかの事項について、私がFreeBSDについてフルタイムで仕事をする機会がなくては、おそらく永遠に解決しないことに気が付きました。

ここであなたが登場します。私はこの夏に16週間フルタイムでFreeBSDに働くため、15,000カナダドル(約13,000米ドル)を集められることを願っています。これは私にFreeBSDセキュリティオフィサーとしての役割に身を捧げることを許し、FreeBSD Updateの完全なオーバーホールを実行、そしてPortsnapにいくつかの著しい改善をもたらすことができるでしょう。

PortsnapとFreeBSD Updateを現在利用しているシステムの数(私のサーバーログによるとそれぞれ約8,500と4,500)を基にした私の推測によると、これはコンピューター1台につき1米ドルでうまくいくことになります(PortsnapとFreeBSD Update両方を使っているシステムについては2ドル)。もし私がPortsnapとFreeBSD Updateを使っている人からしか募金をもらわなかったとしても、これはお願いするのに無理な額だとは思いません。とは言うものの、たとえ募金の目標額に達しなかったとしても、私はできる限りの仕事を、資金の保つ限り、他の仕事(おそらくまた大学になるでしょう)に戻るまで果たします。

募金はpaypalでcperciva@freebsd.org宛に送れます。もし小切手を送られる方がお好みでしたら(この場合カナダもしくは米ドルでないとおそらく無駄になってしまいますが)、私への郵送先の入手のためご連絡下さい。どちらの場合でも、匿名を希望される場合は私にお知らせ下さい。

Colin Percival

結果:採用(FreeBSDセキュリティオフィサーが資金を募集)。

380752 journal

bicradashの日記: 386BSD開発者Jolitz夫妻とのインタビュー

日記 by bicradash

BSDについて語るPodcastサイトbsdtalkは30日、386BSDの開発者William Jolitz氏Lynne Jolitz氏Jolitz夫妻とのインタビューを公開しました(MYCOM PC WEBの記事)。このインタビューの中で両氏はOpenBSDやFreeBSDに触れ、BSDの未来、オープンソース、資金集めなどについて語っています。
またこのインタビューからの情報によると、その昔386BSDを初めて世に紹介したDr. Dobbs Journal誌上の連載、Porting Unix to the 386: A Practical Approachが、その掲載から15周年を記念して、ページ数の都合によって削除された部分を復元する形での公開が開始されました(プレスリリース)。

bsdtalkでは以前にもMarshall Kirk McKusick氏DragonFly BSD創設者のMatthew Dillon氏といった様々な*BSD開発者とのインタビューを公開しています。

結果:採用(386BSD開発者Jolitz夫妻とのインタビュー)。

typodupeerror

「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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