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506040 journal

bugbirdの日記: 秋田空港誘導路着陸

日記 by bugbird

んー、クラビングの解除が早すぎたんじゃないかなぁ。

この季節だと、北寄りの季節風を横風として受けながらの着陸になるんだけど、その場合は機首を風上側に偏倚させて(ヘッディングという)横滑りするようにしてアプローチ(進入)をするわけ。まぁそれでクラビング(蟹の横這い)というわけなんだけど、もちろんそのまま着陸するとつんのめってひっくり返るか滑走路を風上側へ飛び出しちゃうことになるので、着陸直前に機首を滑走路の長手方向に揃える必要がある。で、機首を回せば横風に流されるままになるので、機体は風下、南側、すなわち誘導路側へ流されることになる。

#これを避けるためにクラビングを解除(デ・クラブ)した後は機体を機体を風上側へバンクさせてスリップさせるんだけど、これはかなりコントロールが難しい… 簡単ならばそもそもクラビングなんて不要なわけ :D

後記:
当時は上記とは逆に東南の風が吹いていたのだそうで、逆にスリップを効かせ過ぎて誘導路側へ流れてしまったということなのかもしれません。

今回は機体位置の偏倚が表示される精密進入路(東)側からのアプローチではなく、非精密進入路(西)側からのアプローチであったとのことだけど、滑走路には各種標識がでかでかとペイントされているので、白昼のアプローチで誘導路を滑走路と誤認する余地は無いはず(各種標識が視認できない状態ならそもそも滑走路が視認できていないわけだからそこでアプローチは中止しなければならない)。で、滑走路から外れちゃった時点で着陸復行(ゴーアラウンド)するべきだったんだけど、ちょうど誘導路の真上に機体が流されたものだからそのまま着陸を強行しちゃったんだと思う。

#競争が激化している航空会社はいずこも経費節約が至上命令になっていて、離陸と同様に燃料を消費しちゃうゴーアラウンドなんかやらかした日には管理者からヤイヤイ言われるのだ

誘導路は、幅が狭い(滑走路の約半分)だけじゃなくて、平坦性も舗装強度も滑走路より劣る仕様なので(当然と言えば当然だけど)、幸い人身事故とはならなかったけど「やったもん勝ち」的杜撰さは厳しく戒められなければならないと思う。

後記:
この騒ぎで機体は秋田空港留め置きとなり遊休させなければならなくなったので、結局はゴーアラウンドよりも高くついた強行着陸となったようで :P

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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