bugbirdの日記: 倫理の喪失
日記 by
bugbird
およそ事業という物は、営利を求める必要がある。営利を目的としない事業は実在するが、それでも継続的な事業活動を確保するための営利を否定する物ではない。
では、もしも営利を指向しようとする事が社会倫理と反する状況となった場合にはどうするのか? …その答えが事業者に求められている倫理なのである。
社会倫理にただひたすら従って安易に営利を捨ててしまうことは、先に書いた理由から事業者の倫理としては失格だ。事業者には事業者としての倫理が求められているのであり、それは社会倫理と個人倫理の葛藤と同様な関係にある。
そして、この問題を己が問題として考えられないようないい加減な経営者が実在するために、失態や不祥事の秘匿をしようとしたり、社会問題となるような放言に口を滑らす事になるのだ。
社会は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」に表されているような『徳』を強く求めているのであり、またそう云う立場に在る者はそれらの求めに応えるべく自らを戒めなければならない。…そんな当たり前の事が軽んじられ、なし崩しにされているからこそ、世の営みが乱れることになるのだ。
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