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Debian

ca-ttyの日記: 導入に伴う様々なトラブルについて 2

日記 by ca-tty

以下インストールのメモである. 多くのトラブルに見舞われ、そのほとんどが解消できていない. 考えを整理するために、その過程を振り返りながら入力していくこととする. したがってきちんとまとまった記録ではなく、読者はこのメモから教訓を引き出すことは難しいと思われる. ここは私の日記帳である.

構成要素は次のとおりである.

  • OS: Debian GNU/Linux squeeze x86 32bit
  • Power: Abee AC84-AP03AA (ATX, ACアダプタ)
  • Case: 木の板
  • MB: intel D2700DC (MiniITX, atom)
  • SATA0: MTRON 32GB SLC-SSD
  • SATA1: WD 3TB HD (Caviar Green WD30EZRX)
  • NIC: COMMELL MPX-574D2 (miniPCIEX card, NICx2)

問題1「インストールに失敗?した件」
インストール直後の初回の起動で gdm/x/gnome が文字化けする.

非常に不可思議なことに全く同じ手順でインストールしたところ二回目は発現しなかった. 問題2と関係している可能性がある.

問題2「SSD がフリーズする」
インストール中や初回起動後に dmesg にエラーをはきながら長時間 SSD がフリーズする. この SSD はごく初期の SLC モデルで、極めて高価だったが初期のモデル故に微妙なつくりで、 ずっと売れ残っていたものが特価セールで投売りになっていたところを入手した、という代物である. 起動ドライブとデータドライブを分けたいが消費電力を考えて SSD にしたい、 だが /var を考えると MLC にはしたくないという経緯によってこの選択となった.

インストール途中で発生する問題は少なくとも二つの原因があることがわかった. 当初使用していたケーブルは使いまわしだったのだが、よく見たところコネクタ部分が一部割れていた. このケーブルを交換することで発生する確率は非常に低くなった.

もうひとつ、initrd の選択肢のところで全ドライバを詰め込むか必要十分にしておくか選べるが、全ドライバを詰め込むと100%再現することが確認された. この二つを個別に確認できたことで、インストール途中でほぼ確実にフリーズしてしまう問題は解決することができた.

自分としてはそれですべて解決したと考えていたが、インストール後も発生することが確認された. 通常の使用では非常に稀だが、SSD に対してGB単位の大きなファイルを読み書きすることで、高確率で再現する. initrd の選択の件を考えるとカーネル周りの調整で解決する可能性があるが、それを行う手間に見合わない気がするのと、 この SSD そのものの欠陥である可能性もあり、どうすべきか非常に困る. 本来データを読み書きするのは HD のみであるため、テストとして数日ぶっ続けで NAS として稼動させても発現しないので、捨てるには惜しいと思ってしまう.

問題3「dpkg が壊れる」
dpkg がエラーを出して新しいパッケージの導入やアップデートなど、パッケージがらみの操作ができなくなる. これは ubuntu のコミュニティで話題になっていた件だと思われ、とりあえず問題が出ているパッケージの .list を移動させることで暫定的に使えるようにはなる. だが根本的な原因や解決法を理解しておらず、使い続けるには不安が大きい. これは Debian やリポジトリ側の何らかの欠陥によるものだろうか.

問題4「オンボードの NIC が gigabit で link しない」
NAS 的な動作テストをはじめたところ、速度が遅いことに気付いて判明した. 他の Linux マシンの smb server をマウントし、そのディスクからローカルのディスクに Nautilus 上でコピーしてみたら表示が「8.5MB」になった. おまじない的に ipv6 をオフにした後、ethtool で無理矢理 gigabit に変更したところ盛大にネットワークがとんだ.

その後いろいろ試した末に解決した. 直接的にはスイッチングハブの電源を入れなおし、ケーブルをノーブランドのCAT5から同じくノーブランドのCAT5Eに変更したタイミングで解決した. これらは同時に行ってしまったためどちらが原因かはわからぬ. またその他直前に行った行為が間接的に関係あるのかもわからぬ. だが解決したので突き詰めないこととする. ケーブルは本運用時にさらに信頼性の高いものに置き換える予定である. ちなみに解決後、同条件でのコピーは「32.2MB」に向上した.

問題5:「MPX-574D2上のNIC2基のうち1基認識しない」
これも非常に微妙な問題である.

  • eth0: D2700DC オンボード、チップは明記されてないが i82574L のドライバで自動認識している
  • eth1: MPX-574D2 の1基目、i82574L で間違いない、認識している
  • eth2: MPX-574D2 の2基目、i82574L で間違いない、認識しない

これを買ってきた時点では1基のみ搭載のモデルも手に入ったが、wlan アダプタを接続すれば無線が iptables で容易に隔離できるな、 というアイデアによって2基のほうを選択してしまった. 現在では1基・2基どちらのモデルも入手困難であるらしい. 無線隔離は諦めても良いがルータとしても使うため2基は必須であるが、オンボードもあるので数の上では足りている. 問題4は解決したので、見なかったことにして諦めるという選択もできなくはない. だが片方認識しないという状態のまま使うのは果てしなくキモい、という致命的な問題がある.ぐぬぬ...

私が入手したこの2基のモデルのみ、COMMELL の MB 以外での動作保証がないらしい. このボードを認識して何らかの特殊な処理を行う BIOS が載っているのだろうか. また一般論として、同一型式のチップを大量に積むことで何か問題が起こるという可能性はあるのだろうか. 割り込みが足らなくなる等は真っ先に思い浮かぶが、それ以外にはありえるだろうか. カーネルに何らかのパラメータを突っ込むことで強制的に認識させることはできないだろうか. どうなんだろう.

大昔私が3基以上のカードを乗せたときは、バッティングとデバイス名のマッピングの問題を考えて敢えて DEC, intel, 3COM に分けた記憶がある. だが現在ではハード的にはむしろ同一のほうが設計者が考慮してそうで問題を回避しやすいようにも思える.

BIOS によってオンボードを無効化しても二つ目は認識しなかった. また BIOS を最新版に update するという解決策を試みたが、変化はなかった. さらには BIOS の設定にリソースの配分についての記述はなかった. 最新版で、オンボードを無効化するという試みはまだ行っていない.

以上である.引き続き検証を続ける.

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  • by Anonymous Coward on 2012年07月28日 3時00分 (#2201630)

    Linuxで動作が微妙ならWindows系のOS入れてみて動作検証しましょう。
    ルーターとして活用、IPv6使わないならpfsenseを使うのがよいかと思います。

    • windows のライセンスを買うお金で別のディスクが買えてしまうので、それは残念ながら難しいかと思います. いずれにしても件の SSD は容量が小さいので windows は入らないという問題もあります. また動作目的に windows ではできない仕事が含まれているので、この機体は他の目的には流用できないという事情もあります.

      最終的に現状の Linux 環境では検証できないという結論になったらゲームに使用している既存の windows 機につないで遊ぶというのはやろうかと思っています.

      親コメント
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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