ca-ttyの日記: 今更 ocz agility3 のファームウェアを更新する
agility3 とは ocz のかなり古めの SSD である。 今でも使っている人は普通にいるだろうが、そういう人はとっくの昔に最新にしていると思われる。 今更上げようという事情のある人はいないと思うが、私の他にいる場合を考えて顛末を記しておく。
結論から書くと現在 agility3 の firmware を上げることができる手段は CLOUT, CommandLineOnlineUpdateTool というツールしかない。 Windows 版と Linux 版があるが、私はまず Windows 版を試し、成功した。 Linux 版は試してない。
PDF の説明書を軽く斜め読みして Windows10 の CMD.EXE を管理者権限にて実行し、
clout --list
clout --log --fwupd d:
などとやった。この例では D ドライブが対象である。
ocz agility3 自身が起動ドライブの場合は失敗することがあるかもしれないが、それも試してない。
以下は余談なので読まなくて良い。
私が最初に試したのは現行の ocz 純正メンテツールの windows アプリ SSDUtility だが、型が古すぎるのか非対応であった。そのアプリを用いて USB フラッシュメモリから起動できるブートイメージを書き込むことができるが、こちらも同様に非対応だった。 USB フラッシュメモリへの書き込みはアプリ単独で自動的に行われるので、rufus の類は必要なかった。
次に試したのは昔の純正ツール OCZToolbox である。 こちらは既に公式には配布されていない。 これを実行すると、agility3 を認識するものの、東芝のサーバ側が維持されていないのか、応答しないのでファームウェアのアップデートは実行できない。なんでこんなもんがオンライン依存なんぬ? 隣のボタン「trim」も同様に失敗するようだ。 ちなみに海外にはこの OCZToolbox を勝手に配布しているサイトがあるが、危険だしどうせ失敗するので手を出さないほうが良いと思う。
ところでこの顛末をヒに書いたとき、間違って vertex3 って書いちゃったんよー。 東芝っしーごめん… でも同世代のバリエーション機だから結果同じだろうしいいよね…
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