caretの日記: Windows 10 バージョン 1511 32 ビット版では、SimCity for Windows がそのまま動作する🏙 4
Windows 95はどうか?問題ない。素晴らしい新しい32ビットAPIを持ち、古い16ビットソフトウェアも依然として完璧に動かすことができた。Microsoftはこのことに取り付かれており、彼らの見つけることのできたあらゆる古いプログラムがWindows 95で動くか膨大なテストを行った。SimCity for Windows 3.xのオリジナルバージョンを書いたジョン・ロスは、開放したメモリを読もうとするバグがSimCityにはあったと私に話してくれた。そう。それは Windows 3.xではちゃんと動くが、それはメモリが決してどこにも行かないからだ。驚くのは次のことだ:Windows 95のベータ版のテストでSimCityは動かなかった。Microsoftはそのバグを追いかけ、Windows 95にSimCityを検出するコードを追加した。それがSimCityが実行されているのを見つけると、それはメモリをすぐには開放しない特殊なモードでメモリアロケータを実行するのだ。この強迫的なまでの後方互換性が人々にWindows 95にアップグレードしたいと思わせたのだ。
Windows 95 ではこのような特別な対応を取ってまで後方互換性を確保した。では最新の Windows 10 ではどうなのだろうか?答えはこの通り:
http://i.imgur.com/k3fFbRh.png
http://i.imgur.com/OUnTy1a.png
http://i.imgur.com/rR67Fsm.png
グラフィックセットを変更するとシナリオが変わるのか。
http://i.imgur.com/JSrQiOY.png
http://i.imgur.com/UOPxkhW.png
16 ビット アプリのため、64 ビット版 Windows では動作しないのが残念ではあるが、Windows の後方互換性の高さはやはり素晴らしい。
なお、16 ビット アプリを 32 ビット版 Windows で動作させるのに必要な NTVDM は既定ではインストールされていないが、16 ビット アプリを実行した際に [Windows の機能] が開き、そのまま Windows Update からダウンロードとインストールが可能。
デバイスの再起動が求められることはなく、わずか 10 秒程度でインストールが完了した。
タイトルだけ見て (スコア:2)
SimCity(2013)の話かと。
SimCityといえば、ということでMac版のことを思い出すと、もっと新しいところでアーキテクチャ依存の問題が。
かつてSimCity4にIntel Macネイティブ対応アップデータが配布されました。
ただしアップデート以前にそもそもインストーラがIntel Macネイティブで動かないので、PPCと互換性のある古いOSでまずインストールするか、既存のインストール済みバイナリを用意しないと手詰まりになるというお粗末仕様。
#今はMac App StoreでIntel Mac対応のが売られているので新規ユーザーには無関係な話
あわせて読みたい (スコア:1)
Windows95と地上の星 [blogs.com]
Re: (スコア:0)
個別対応で頑張ってるってこと自体つまり努力は買うがこれって結局ウィンドウズの出来がいいわけではないんだよな。特別な対応を受けられないアプリケーションは動かないわけだから。
まあバグを見つけてそれに対応するのは良いがそれってリバースエンジニアリングだな。シムシティのライセンス上許されるのだろうか。
Re:あわせて読みたい (スコア:1)
開発元へ許可を取ればライセンスは上書きできるでしょうね。
尚、実はこれらパッチ(shim)の挙動ON/OFFは自分で追加できます。
簡単なのはショートカットのプロパティ等から設定できる互換性モード。
WindowsADKに含まれるACTを利用して互換性DBをカスタムして追加することも可能です。