chocoageの日記： レディー・ジョーカー（文庫版）

高村薫
新潮文庫

書き直し女王なので、やっぱりなかなか改稿されていた印象でした。後に気付いたところだけでも読み比べるとやっぱりかなり書き換えている。（手元にある単行本は上巻第一刷、下巻第四刷）
文庫向けにまとめられている面もあるのですが、それ以上に
た・か・む・ら・女・史！！！！！
と叫びたくなるほど合田がどうかしている。
ラストに合田が加納に「クリスマスイブは空いているか」という言葉の意味合いが違って聞こえるんですけど……。
ていうか、恋をしていた、失恋って言い切った。お前、大脳辺縁系とかいってる場合か。

ずっと加納が誘い受だと思ってた

[shibuya (17159)]

クリスマス・イブの都合を尋ねたのは合田だったんですね。どんだけ記憶が混濁していたかいまさらながら吃驚。

Re:ずっと加納が誘い受だと思ってた

[chocoage (36476)]

あー、加納検事はガチなんで多分それで合ってます。
合田の家に本人留守中来て、洗濯アイロン掃除機かけていくこの嫁っぷりを見ても。
ただ、誘いつつもどっかで合田は気付かなくていい的な願いを持ってたのじゃないですかね。なんつっても一時的に双子の妹が合田の嫁でしたから。