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日記

chuukaiの日記: ヤオヨロズの近況トークイベントに行ってきました 2

日記 by chuukai

 ヤオヨロズの近況トークイベント(H30.2.11開催)に申し込んだら、抽選の結果当選したので行ってきました。
 割り当てられた席は最前列の少し左寄りでした。
 イベントの申込者数が3400人を超えていて、そのうち当選者300人のうちに入り、しかもいい席だったので、恐縮してしまいました。
 なお、通常公演の30分後に追加公演があったのですが、私が抽選に当たったのは通常公演の方でした。

 MCは福原Pで、irodoriのたつき、伊佐、白水の監督方が登壇されました。

トークのおおまかな内容(メモをとっていないので、あやふやな記憶で書いています)
 昨年けものフレンズのアニメが終わったことの説明はありませんでした。
 TwitterやCG WORLDの賞を受賞したことの報告があり、それは反響の大きさから賞が出たもののようだという主旨のたつき監督の発言がありました。
 irodoriメンバーとしては、自分たちがやってきたことを積み重ねている途中で、急に大きな反響があったという認識をされていたようでした。
 少人数体制でアニメを製作していると、色々な役割(職分)を掛け持ちすることになっているそうです。そのような体制の中では、美術(白水監督)から作画(伊佐監督)にキャラクターに関して意見を言っていることがあるとの伊佐監督の話や、元にいた製作体制では(分業が進んでいて)、他の役割(職分)について変更を促すような声をかけづらいという白水監督の話がありました。たつき監督にとっては、演出は作画とは別の筋力を使っているのだそうです。他の役割を掛け持ちすることは、それをしないことに比べて大変さがある(どちらがいいというものではない)と福原Pがコメントしていました。
 商業の人が自主制作サークルとして参加する時にアニメ作品を持ってくる例を、自分以外では誰か知らないかというたつき監督の疑問に対して、アイディアをアニメなどの作品という形にする時、詩歌のような文学作品であれば製作期間は(比較的に)短くて済むが、アニメは長期間であり、大きなカロリーが必要であること、そのために見当たらないのではないかという福原Pのコメントがありました。
 商業と自主制作のアニメを製作していることについて、たつき監督によると、それは両足のようなもの(商業という片足を進めて、その次に自主制作という片足を進める感じ)であり、右足と左足というようなものなのだそうです。また、自主制作の作品は3つの系統があり、それぞれの作品で自分の力を出して、商業作品を制作するときはそれぞれを全力で出してまとめているそうです。「アトムを組む」という例え話があり、ロボットを作る時に、いきなりアトムを全て作ることはできない場合、各部品を別々に作っていって、あるときに部品を組んで全体であるアトムを作ってみる、そしてまた(バラして)各部品を作っていくという話だったように思います。たつき監督のお気に入りの例え話のようで、ご自分も同じようなことをされているそうです…曖昧ですみません。
 たつき監督がtwitterで美術(背景)や声優の募集をしたことについて、新人ではなくて前線に立ちたい人が応募してきており、白水監督は現在美術の応募者とやり取りをしている段階だそうです。
 イベントの終わり頃に登壇者が左右にはけて、映像が流されました。その映像はたつき監督が動画としてTwitterにあげていますが、ケムリクサがTVアニメ化されることがこの映像で公表されて、拍手喝采となり、登壇者が挨拶してイベントが終了しました。なお、Twitterで上げられた映像と新宿アルタで流された映像とでは異なる部分があって、最後の部分、3つ並んでいる○の中に絵が入っていますが、新宿アルタでは○ではなくてこの絵と同じ1枚の絵になっていました(ただし、服装がピンク1色になっているところが多色になっていました)。また、デスメタルさやかの「なんだとー!」以下のセリフもなかったような?(記憶曖昧)

感想
 皆さん自分の役割を固定しないで向上を図っている点で、モチベーションが高い。
 どうしたらモチベーションを維持できるのだろう。生来そういう人が集まっているのでしょうか。
 ケムリクサは事前に見ていましたが、戦闘の表現(モーション)に偏っていて、あまり好きではありませんでした。しかし、自主制作作品は3つの系統があって、ケムリクサはその1つであること、たつき監督が商業作品を作るときは3つの系統で鍛えたところをそれぞれ全力で出して、まとめるとおっしゃっていたことから、TVアニメ化で色々な部分が補強されるのかもしれません。irodoriとしてはおそらく初めて自主制作作品を商業作品にすることになるので、期待できるかできないか、予断は許されないと思いました。

今後、トークの内容の追加とか感想とかで更新するかもしれません。

言うのを忘れていましたが、神イベントでした。

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  • カドカワ出資だったら笑えるけど、流石にそれは無いか。
    原作付き仕事は当面もらえないだろうから、完全オリジナル勝負で正念場だろうけど頑張ってほしいな。

    • 私もここが正念場だと思いました。

      カドカワ出資はどうなんでしょう。
      けものフレンズでの人材起用を見ていると、カドカワの事業であるニコニコ動画での人脈を使っていて、トラブルがあってもそういう人脈は切り離されないだろうと推測した上で、まったく可能性がないわけではないくらいに考えています。

      親コメント
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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