clemaの日記: ウェディング問題から遠く離れて
日記 by
clema
株式会社ウェディングが「悪徳商法?マニアックス」を告訴していた通称「ウェディング問題」は、
わたしの中では「最悪の形で」終わりを遂げた。
元々ウェディング社の商法が「悪徳商法」呼ばわりされる条件を満たしていたのか、
あるいは、(そんな会社は)「くたばっちまえ」と言ってしまうのは悪ではないのか、
そういった問題を問うことなく、言論の自由の勝利となっているようだ。
こうした風潮は、「訴えたもん勝ち」と悪マニサイドが問題にしていたことの正反対、
「言ったもん勝ち」の状況を作ってしまう。
相手の言い分を物的証拠を提出することで否定できないのであれば、
言われ放題、たたかれ放題の泣き寝入りになるだろう。
もちろん、公益性など全くない差別やプライバシー暴露もすべてOKになる。
たたけば埃が出る可能性のある会社ではなく、
小さいがまっとうな商売をしている小規模企業や個人事業主が
「珍走」や「祭り」の対策などできないのだ。
そして、「珍走」や「祭り」の放置はネットの汚点ではないだろうか。