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clemaの日記: ストレスに悩むと人はテロリストになる

日記 by clema

http://zakzak.co.jp/top/2006_01/t2006010705.htmlより。
>強い緊張やストレスで人の体温や呼吸などに表れる変化を離れた場所からひそかに計測できる“新兵器”の開発を、米空軍が計画している。

> 人込みに潜んだ自爆テロ犯を犯行前に取り押さえるといった利用法が考えられるほか、
>捕虜尋問では対象者に触れずに「うそ発見器」として使える可能性もあるという。

> 関連技術を持つ企業などから提案を募るため、国防総省がウェブサイトで明らかにした。

> うそ発見器は、精神的な動揺による発汗で起こる皮膚の電気抵抗の変化を主に調べる。
>同省によると、作戦遂行中の戦闘要員は皮膚の電気抵抗に加えて体温や呼吸数にも変化が出るとされ、
>マイクロ波やレーザーを利用してこれらを検出する技術を開発する計画という。
>最大で対象者から35メートルでの計測が目標としている。

> 実用化された場合、緊張やストレスに悩む人がテロリストに間違われる事態も懸念されそうだが、
>同省は救急患者の病状把握や受刑者の自殺防止など“平和目的”にも使えると強調している。(共同)

これは嘘発見器ではなく、社会や人間関係が嫌になった「正直者」を発見する発見器なのです。

現代のように、ストレスと無縁に生きられない、
自分にうそをつかないと生きていけない社会では、
ストレスが正直に体に出る人は、正直者である反面、社会的に問題を起こすことがあります。
ここでいう社会的に問題を起こす人をテロリストと定義しましょう。
たとえば、会社の雇用条件が悪いからとストライキを起こす労働者はテロリストです。
ストライキは会社や消費者に迷惑をかける結果になるのですから、テロリストの定義に反していません。
ストレスに起因する病気にかかって長期療養した人も会社から見てテロリストです。
会社は人が抜けた穴を埋めるために本来必要のなかった採用活動や育成をしなければなりませんから。
もちろん、自殺者も社会から見て労働力を消す行為を実行したわけですからテロリストです。
自殺を防ぐだけの十分な保護や救済はできない状況では、
日常生活が刑務所と同様に生き地獄である人もいるでしょうが、
その地獄を生きる人の労働力の成果(の商品やサービス)の恩恵だけは受けたい。

人の心まで覗き込んで得られるものは、人を幸せにするのでしょうか?私はそうとは思えません。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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