cooperの日記: リーダーシップ論
「一次元的リーダーシップ論」レンシス・リッカート
- 民主的リーダー → 時には部下の意見を聞き入れ、指示の仕方も「○○してもらえないかな」とするタイプ
- 独裁的リーダー → 部下の意見を聞かず、一方的に指示を与えるタイプ
民主的リーダーに率いられる集団のほうが生産性もモラルも共に高いことが判明したが、年功と終身雇用を前提とした日本の組織風土においては、プロ意識の低い社員をますます甘く育てる結果となってしまい、必ずしも適切とは言えない。
---
「二次元的リーダーシップ論」R・ブレーク、J・S・ムートン
ヨコ軸に業績に対する関心、タテ軸に人間に対する関心をとる「マネジリアル・グリッド」を使う。各座標軸は 9 段階に分けられるため、理論的には 81 通りの管理スタイルが存在する。簡略化したパターンは以下の通り。
- 1・1(無責任型) → 業績にも人間にも興味がないタイプ
- 1・9(浪花節型) → 人間には高い関心を持つが、業績はそれほどでもないタイプ
- 9・1(権力型) → 業績中心の権力タイプ
- 5・5(妥協型) → ほどほどのバランス感覚を持っているタイプ
- 9・9(理想型) → 理想的管理者タイプ
9・9 タイプが最も高い業績を上げることができる、としている。
---
「PM リーダーシップ論」三隅二不二
目標達成機能(Performance Function=P 機能)と集団維持機能(Maintenance Function=M 機能)の二つの次元でとらえる。パターンとしては 4 つ。
- pm 型 → 業績とモラルが最も低い
- pM 型 → 部下のモラル、団結力、帰属意識は高いが、業績は伴わない
- Pm 型 → リーダーに対する不満が多く、モラルも低いが業績はあがる
- PM 型 → 業績とモラルを両立
基本的な考えは、マネジリアル・グリッドと同じと言える。PM 型のリーダーが最も高い業績を上げるが、その確率は 59% 程度の精度でしかない。
---
「三次元的リーダーシップ - PMS リーダーシップ論」久保淳志
PM リーダーシップ論に z 軸として「動機付け機能」(Self control/Self motivation Function=S 機能)を加えたモデル。8 パターンに分類される。
目標達成への動機付けを行う能力を有していなければ、PM 型であっても高い業績を実現することはできない。個々人の自己実現の欲求の満足と、企業目標を統合させることが求められる現代では、一番フィットすると考えられるモデル。
仕事中心(=人間軽視)でも、人間中心(=仕事軽視)でもうまくいかないのであるなら、両者を統合し、個人の主体性を尊重し、自己統制を行なわせることが中心となっていくべき。
---
ふむ。なるほどねぇ...
リーダーシップ論 More ログイン