cooperの日記: ねずみ狩り
日記 by
cooper
両国のシアター Χ にて。
出会ったばかりの男と女がオープンカーでゴミ集積場に乗り付ける。ネズミを銃で打ち殺し、人間は誰もがゴミだと叫ぶ男。お互いを深く知るためには「飾り」を捨てて、本当の自分を見せる必要がある。全てを脱ぎ捨てた二人に訪れるものとは...
予想はしてたけど、激しい舞台だった。中盤ぐらいから、妙にピリピリとした緊張感が役者から滲み出るというか、無理矢理テンションを上げてる雰囲気を感じた。それにつられて、客席の温度も急上昇。その後は怒涛の展開で一気に突っ走る。
青年が社会に感じる不安とか、苛立ち、怒り、哀しみなんかがこれでもかと描かれており、それはそれで良くわかるのだけれど、ちょっと僕にはお腹一杯だったかな。すぐ目の前で展開してるのに、どこか遠くの世界のように見える。妙な距離感が、最後までずーっと縮まらなかった。
劇場を出た後の青空の眩しさと風の爽やかさは、どんなに不機嫌でも自然と笑顔になってしまうほど素晴しく、さっき見た白昼夢とのギャップなんてどうでも良くなってしまった。
ねずみ狩り More ログイン