cooperの日記: 寄席
日記 by
cooper
池袋演芸場で昼の部。桂歌蔵の真打昇進披露興行だった。
寄席に行くのは生まれて初めての経験だったので、ドキドキしながら会場に足を踏み入れる。一目で見渡せる広さ。中央の通路を挟んで左右に 8 席ずつ、前から後ろまで 5, 6 列ぐらいか。高座は目の高さにあり、横 6m、縦 2m ぐらい。座席はちょっと窮屈な感じがする。前の席の背には折り畳み式のミニテーブルが備えつけられているけれど、これを操作すると「キィー」と耳障りな音を立てる。
期待と緊張の入り交じった気持ちでプログラムを眺めていると、早速前座が始まった...
休憩を入れても 13:00 から 16:30 までの長丁場。入場料 2,800 はちょっと高い気もしたけれど、幕が開けたらそんな気分も吹き飛んだ。とても面白い。
特に良かったのは歌丸。枕から噺に移る瞬間、ふっと空気が入れ替わる。そのコントラストがなんとも言えず心地良い。場の空気を暖めて自由自在に操る存在感に圧倒された。仮面のように張り付いた笑顔が剥れるところを覗いてみたい気もする。
期待していた歌蔵はどこかせわしない雰囲気で、人物の書き分けも甘くなっていた気がする。ちょっと緊張していたのかもしれない。「そんなに急がなくたっていいんだよ」と、ハラハラしてしまった。
それにしても、いい噺を聞いて笑うのはとても気持ちがいい。連れも満足していたようだ。また行こう。
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