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cyber205の日記: Timpyの作者さんって凄いな 5

日記 by cyber205

espy様の日記より
すげ~、BGA組み込んだ携帯MP3プレーヤを実際に作って実用にしてるなんて。
専用充電器の実装も凄い。電池ボックスの電極板上にDC-DCコンバータを実装している。
技術のある人にはこんなことが実際に可能なのね…

だが、もっと凄いのはコレだ。マンデルブロート集合描画に特化したハードウェア演算ユニット[Pyxis]。
中は配線がゴッチャゴチャの山盛りだろうと思っていたのだが意外や意外、驚くほど整然と配線された美しい基板!!
只者じゃないよこの人。

Nacom68(6800機)とか、Lunx(Z80ツイン[CP/M機])なんかもあって、こんなことができた彼がうらやましい。
自分も同じようなことをやりたかったんだけど、結局力不足でたいしたことはできなかったのだから。

僕も若かりし頃、マンデルブロート集合の存在を知って自分のパソコンで計算させてみようと思ったクチなのだけど、
当時自分が買えたパソコンは中古の8ビット機で、当然ながらパワーが無かった。
ハードウェアアクセラレーションなど思いもよらなかったので計算を間引いてドットを減らし、
幻影解判定ループのリミットを落として表示させたりインチキな手段を駆使して満足していたものだ。

CP/Mも当時は買えなかったし、おそらく機種依存部「BIOS」の移植も自力では不可能だっただろうな。
Z80ベースのマイコンを自分で組んで、BASICの移植やCP/Mマシンを自作する手引書は持ってたのだけど、
多分自作マシンを作ろうとしたら財力が足りなくなったに違いない。

でも後になってディスクドライブを装備したMSXが使えるようになったので
MSX-DOS TOOLSのM80(MACRO80もどき)で開発することを覚えていろいろできるようになった。
グラフィック描画コマンドでVDPを制御して高速描画するのは楽しかった。

この方はLynxの開発時に大企業にデータシートを頑張って請求して資料を集め、
CP/Mが動くまではハンドアセンブルでソフトウェア開発し、友人にROMを焼いてもらっていたというのだ。
デバイスドライバを人間アセンブラで開発していたわけで、これがどれほど大変なことか、
実際にやったことのある自分にはよく分かる。だが人間とは恐ろしいもので、
こういうのに慣れるとダンプした生の機械語がそのまま読めるようになったりするんだ…

Nacom68の設計図面、これは中坊の頃に授業中の時間、ヒマを盗んで書いていたのだそうだけど、
思わず懐かしくなって笑ってしまった。ええ、全く同じことしてましたから、授業そっちのけで(笑

電源に関する記述もアレだ…
>ごらんのとおり、3端子レギュレータ+トランジスタブーストです。
>『スイッチング電源じゃないの?』と言うあなたはお金持ちです。
>これがわかっていただける方、お友達ですね。

そうそう、スイッチング電源って高価だったよね…。今じゃ部屋に100W以上出るPC用の奴がゴロゴロしてるけど。
当時の「強力な電源」といえば、アマチュア無線機用の13.5V電源だったと思う。4A~5Aぐらい取り出せて、
出力を制御していたパワートランジスタは2N3055あたりの舶来品。保護回路はフの字型、出力ショートさせても壊れない。

あの頃は5V 1A~2Aぐらいの電源でもドロッパ電源と比較するとスイッチング電源の製作難易度は全然違った。
SW電源専用ICなんてまだ無かったから幾つも部品を組んで構成する必要があって、僕が参考にしたテキストでは
NE555を使った他励式スイッチングレギュレータが紹介されていたように思う。

# 今じゃオーディオ機器でもノイズを嫌ってドロッパ電源を使っていたのは昔の話。
# スイッチング電源を搭載してコンパクトに仕上げる時代なのだから時代は変わったものだ。

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  • by Anonymous Coward on 2008年02月14日 21時43分 (#1297223)
    通りすがりのAC(なんちゃってソフト系)ですが、ハード屋さんってコレ↓

    サブミリのパターンのジャンパ立体交差 [chiaki.cc]

    くらいフツーにできるもんなんですかね...

    すげぇ。
    • いや、ここまでできる人はかなり限られるのでは…
      工具もいろいろ工夫しておられるようなので、
      そういうものの助けもあるのだと思いますが、それでも凄いことですよ。

      配線をいじるのにピンセット研いで使うほどの回路なんて僕にはまだ無理です。
      # 趣味の電子工作やってる人の意見なのであんまり参考にならないけど。
      親コメント
      • by gedo (7079) on 2008年02月15日 17時00分 (#1297664) 日記
        私の場合待ち針を加工とかしたものを便利に使ってます。あとはソルダーアシストとか。
        あと細かいハンダ付けの場合は、電池式の数Wクラスのハンダごての方がやりやすかったです。まあ、電池代の問題はエネループで解決ということで。
        親コメント
    • 今はできるかどうか・・・(多分目が・・・

      工具も今みたいにそこらのホームセンターでなんでも売ってたり
      100円ショップで一通り揃うような時代じゃなかったので、
      割り箸とホチキスの針でピックを自作したり、100Wくらいの高熱ハンダコテに針金巻いて使ったり
      安物ピンセットを研いで使ったりしてました。
      (先輩の持ってる舶来品がうらやましかったのなんの)

      入社したての頃に評価用のボード改造で配線斜めに飛ばして怒られて、
      涙目になりながらやりなおしたのも今となっては笑い話です。

      今の会社ではこういう仕事はやらせてもらえそうにないからなぁ。
      む~。なんか無性にハンダ付けがやりたくなってきたぞ・・・
      マジで転職考えようかな・・・
      親コメント
      • 「趣味にしておいたほうが幸せ」ということもありますよ。
        正直、最近の電子部品はあまりに小さくて、一般人の手作業での加工技術の限界を超えている。

        今どきの実装はリールで部品をセットしてロボットアームがマウントしていく自動機械だし、
        ハンダ付けするのは一気にオーブンみたいな装置でやっちゃうのだから、
        人間が手作業で実装することを考えてないのですよね。

        P.S
        といいつつ、実はdsPIC基板に実装するためにチップ部品を買ってしまいました…
        届いた部品は、やっぱり小さかった。
        親コメント
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