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cyber205の日記: 田宮のFS-12エンジンを積んだラジコンカーを入手

日記 by cyber205

4ストローク1サイクルの26クラスを積んだマシンは既に持っていたのですが、
受信機とかサーボとかを組み込む金銭的余裕がなくてほったらかしにしていたところ、
今度は12クラスの2ストローク1サイクルエンジンを積んだ中古の(たぶん)田宮のTG10(Mark I)
を入手してしまいました。電動RCカーで遊んでいた時にはかなりお世話になったTAMIYAですが、
エンジンカーもラインナップするようになったのね。

ラジオコントロールカーといえば、
EP(Electric Powerd:電動)なら1/10スケールでマブチRS540サイズのモーター、
GP(Gas Powerd:エンジン)なら1/8スケールの21クラス(0.21cubic inch=3.46cc)
エンジン搭載車が多かったような気がしますが、EPラジコンで一般的な1/10スケールのモデル用に
12クラス(0.12cubic inch=2.1cc)のエンジンを搭載した車両も存在しているようです。
昔は小型エンジンというと、Coxの09エンジンとかが有名だったはずなんですが、
CoXはモデルロケットとかでも有名なESTESに買収されて、活動を縮小しているとか。
そういえば京商は09クラスにはsirioブランドのエンジンを搭載して売ってますね。

さて、このタミヤ製FS-12エンジンなんですが、とりあえず手元の、
以前に26エンジン始動用に買った京商のエンジンスタータパックを使って始動をかけてみました。
これはニトロメタン20%(多分)の標準的な燃料と、プラグヒーターやら十字レンチやらのセットです。
ところがなかなか起動してくれない。プラグヒーターはニッカド単セルを使った大電流にビクともしない
ヘビーデューティ仕様なので、つけっぱなしでヘタるはずもなく、どうもプライミング(チョーク)が
うまくいっていない模様。
普通は燃料タンクのプライミングボタンを何度かプッシュしていればキャブレターに燃料が吹き出すはず
なんですが、何度もプッシュしてもボタンが戻るとキャブ側から泡が逆流しているように見えるため、
どうもこのへんのポンプの調子があまりよろしくないようです。(修理するなら燃料タンク全交換だ?)

しょうがないので、プラグヒーターを外し、エアクリーナーを外し、スロットルを全開にしておいて
キャブレターを指で塞ぎ、何度かリコイルスタータを引いて負圧を発生させ、エンジン内部に
燃料を吸い込ませてから、エアクリーナーだけ外した状態で元のようにプラグヒーターをつけて
再始動させてみたところ、何とか燃料に火がつくところまで到達。ブルンブルンと。

しかし、ちっともアイドリングが安定しない。というか、少し回ってすぐに停止してしまう。
燃料を計量するニードルバルブは全閉から3回転、もしくは3回転半ゆるめた甘いセッティング、
通常走行モードではなく、ブレークイン(ならし運転)モードです。普通ならこれで燃料が足りないはずがない。
ところがこれだけ緩めてるのにスロットルを開いてもアイドリングが続かず、
かえってスロットルを開くと止まるまでの時間が短くなるだけだったりして逆効果。
しっかりプライミングしてからだと何とか始動するのだけど、何もしなくてもだんだん
回転が上がっていって止まる。明らかに止まる直前は燃料が足りてない状況の症状が出ています。

燃料が濃すぎる場合、エンジンはトルクがあるものの湿っぽい音を立てて回転が落ちていき、
プラグがカブる感じで止まりますが、薄すぎる場合は乾いた音を立てて回転が勝手に上がっていき、
最終的には回転を続けるためのトルクが燃料が来ないために弱くなる感じで止まります。

エンジンにとって燃調は大切な要素、混合気中の空気と燃料の混合比が適正でないときちんと回りません。
さて、こんだけ3回転半もバルブを開いているのになんで燃料が足りない症状が出るのか。
こりゃ、どうしようもないなと思ったので燃料を変えてみることにしました。

広く使われている模型用エンジンの燃料は基本的にアルコールベースのグロー燃料というモノで、
成分はメタノールと潤滑オイルを混合したものに出力向上剤としてニトロメタンを添加したもの。
大型のエンジンならニトロなしのストレート燃料でも動かせるそうなのですが、小型エンジン、
特にCoXの09みたいなミニエンジンは高ニトロ燃料でないと回転が安定しません。

このエンジンは12クラスですから、21クラスや26クラスよりはニトロ成分が必要なんじゃないかな
と思ったので、せっかく田宮純正TGフューエルが存在していることですし、純正品を買ってみることに。
ハイパワー高ニトロ(30%)タイプのTG Fuel Super30は2リットルで3千円以上…高い(汗

さっそく燃料を入れ換えて始動、確かになんかハイパワーな感じで、始動もなんか楽になったし
エンジンが止まるまでの時間は長くなったのだけど、基本的な症状は改善せず。

フライホイールまわりからカラカラと耳障りな音を立てるのが気になっていたのと、
キャブまわりのゴミ付着から重要な部分にホコリが侵入して調整が狂っていることが考えられたので
いったんエンジンを車体から取り外して、マフラーとキャブと、遠心クラッチまわりを全バラしてみることに。

六角レンチとかドライバとか、手元に見当たらなかったので買いにいったりして手間をかけましたが、
何とかエンジンを外してキャブとマフラーをバラして、クリーニング。(洗剤はマイペットね)
エンジン出力軸のフライホイールも締め付けが甘かったのでしっかり固定し直した。(カラカラ言うのは異常だっつ~の)

このマフラーは、どうなってるんだろうなぁ。これ、単なる中空構造でしかないように見えるんだけど。
自動車用マフラーとかだと、中が複雑な構造になってたり、金タワシみたいなのが入ってるよね。
2ストは排気系もしっかりチャンバー入れないとパワーが出ないそうだから、いじっちゃダメなのかな。
スチールウールでも入れたら排気音が小さくなるんじゃないかと思うのだけど。

よく見ると、キャブレターをバラしてみるとニードルバルブの他に、
アイドリング時の燃料濃度を調整するもう1つのネジがあることを発見。(つか、気づけよ!!)
そうか、それユルメないと多分、アイドリング時に燃料出てこないんだな。
スロットルバルブと同軸だったからぱっと見、気付かなかったぞ。スローニードルとかいう名前らしい。

とりあえず洗浄は一通り終わったので組み直し、キャブレターのニードルセットは3回転ゆるめた位置に。
さらにアイドリングから中速あたりまでを制御するスローニードルを過剰なほど開いて燃料を多量に吹くように。
標準設定はメイン1.5回転戻し、スローは1と1/4回転戻した位置らしいのだけど、この設定では手元のエンジンは回らないわ。

結局、ここまでやるときちんとアイドリングはするようになった。
アイドルアジャストスクリューでアイドリング状態のスロットル開度を調整。
実際にラジオコントロールする時はスロットルOFFでもエンジンが止まっては困るため、ちょっと開き目に。

エンジン出力軸のピニオンと車体側スパーギアの間に幾つか砂が噛み込んでいたので排除。
最後にエンジンマウント位置を無理のない場所に調整、これでやっと、マトモに走るようになった。

走らせてみた感想、なんか同じ1/10スケールのEPと感覚があまり変わらないね。
うるさくなってバックできなくなっただけ。時速50kmに達するほどの性能があるようには見えないぞ。
確か2段自動変速のギアボックスが入っていたように思ったのだけど、切り替わったかどうか分からない。
スピードそのものは電動ラジコンの世界だし、慣れてきた所でフルスロットルをくれてやるとエンスト。
やはり甘い設定だから濃すぎて止まるのか。

まぁ、アイドリングさせることを最優先に、多量に燃料を吹いてるから、
これから設定を追い込まないと、このエンジンの本当の実力は引き出せないのでしょう。
しかし、燃料を絞りすぎるとエンジンを壊す危険性が上がってくるわけで、慎重さも必要になる。
今日は雨がひどくなってきたので調整はここで中止。

ちゃんと走ることは確認できたし、今後は微妙に部品がなくなっているのをどうするかと、
サスアームに破損が見付かったので、その辺りを部品を取り寄せて修理を行うかどうかなど
とりあえずこれから検討する予定。

田宮のラジコンキットが偉いのは、細かい部品をいちいち入手する手段があるってコトなんだよね。
まとめて買うよりは割高になっちゃうけど、部品表があってバラでも買えるってのは凄いことだと思う。
ある程度の値段になると部品の送料はタダになるし。

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