delta-keeperの日記: 時間を守ろう(違 8
日記 by
delta-keeper
最近、時間に厳しい(!)仕事がやってきた。
コンピュータで精度良く時刻を管理するのってすごい難しいと思うの。
外部に時刻ソースを持っておいて、そやつと同期すると考える。
ぱっと思いつくのはGPS。
ちょっと考えると電波の時報。
# 117は電話回線が必要なので考えない。
コンピュータもRTC持ってるけど、RTCは精度低いよな・・・きっと。
数日同期しなかったら数分ズレてそうな気がしてならん。
GPSと電波の時報って、どっちが精度いいんだろうな~♪
電波の時報? (スコア:1)
電波の時報って、短波時代のJJYでしょうか?
今は長波になっているので、時報は入ってないです。
http://jjy.nict.go.jp/jjy/trans/index.html [nict.go.jp] 参照。
Re:電波の時報? (スコア:1)
どちらでも実用上問題なし (スコア:1)
JJY: 精度1.5×10-4秒 [nict.go.jp]ですが、送信所から受信器までの遅延は考慮されない(場所にもよりますが、300km離れれば1ms遅れる)
GPS: 精度5×10-8秒 [nao.ac.jp]で、しかも衛星から受信器までの遅延も考慮される
ということで、GPSの方が高精度になりますが、まあ、117が検討対象になるレベルの精度なら、どっちでも問題ないでしょう。
GPSの場合、その辺で2000円も出せばおつりがくるような「シリアル接続のGPSモジュール」だけで受信できますので、機材としては非常にお手軽低コスト [nyanchew.com]なんですが…
業務としての信頼性まで考えると、シチズン [citizen.co.jp]、セイコー [seiko-sol.co.jp]などが出してる専用製品を導入した方が無難ですかね。
Re:どちらでも実用上問題なし (スコア:1)
長波のJJY(電波時計のアレ)は送信が巨大アンテナである都合上、停波リスクを考えるとGPSの方が安全なのかなぁ?と素人考えでは思います。
雷やメンテナンスで短時間(秒~8時間程度?)とはいえ結構止まってます [nict.go.jp]し、東日本大震災の時は実際に長期間停波 [srad.jp]していました。
リスク的な観点から最大2か所(地理により1か所となり、SPOFになりえる)というのはちょっと怖いかも。
もちろん設置場所で無理とか政治的なリスクとかでGPSが止まる可能性はあるかもですが。
あと、両者とも受信の為のアンテナをどう処理するかが問題となりそうですね。
場合によってはアンテナ配線の引きずりまわしから避雷針の設置とかもコミで結構大事になりそう。
Re:どちらでも実用上問題なし (スコア:1)
GPSが止まるリスクは(政治上の理由を除き)衛星の数を考えると、非常に小さいというのは合点がいきます。
そうなると、興味があるポイントは受信感度ですね。
アンテナの設置場所が見晴らしの良い場所であればどちらでも良いと思いますが、電波時計の場合ならある程度屋内に置いといても時刻を確定することが可能です・・・。
かたやGPSですと、電波を遮蔽する材質になると途端に受信できなくなるような感じがしています。(これは感覚的なものですがw
Re:どちらでも実用上問題なし (スコア:1)
GPSの時刻精度は、GPS衛星が持っている発振器の精度が良いこともあり、桁違いですね。
NTPサーバ + GPS受信機のような製品も良いのですが、やはり設置場所のことを考えるとシリアル接続するGPSモジュールが良いかな~と考えています。
ちょっと気になる点としては、GPSモジュールがシリアル経由で送出する場合の送信タイムラグがどうなのか・・・というところです。
Zカウントは1.5秒単位ですが、その1.5秒のスタートするタイミングを適切に扱えないと秒単位のズレは発生してしまうでしょうね・・・。
Re:どちらでも実用上問題なし (スコア:1)
私自身、GPSモジュールを生で使ったのはだいぶ前なので、ちょっとうろ覚えなのですが、
「GPSデータの送信開始時刻=そのデータが表現している時刻」だったはずです。
これだけだと、せいぜいミリ秒オーダーの精度しか出せませんが、
あとは、シリアル信号とは別に秒単位での正確なパルス信号があるので、それを使えばマイクロ秒オーダーの精度になります。
ntpdがGPSモジュールの出力(NMEAフォーマット)もPPSもサポートしているので、
UNIX系のOSが動かせるのであれば、下手に自前で処理するよりは、ntpdに任せた方が動作は確実な気がします。
Re:どちらでも実用上問題なし (スコア:1)
何はともあれntpdの仕様を調査してみるのが早そうですね。