docile-jpの日記: WASEDA 2
日記 by
docile-jp
http://mainichi.jp/graph/2014/07/18/20140718k0000m040001000c/004.html
・草稿を製本しちゃった
・製本された論文には複数の問題点がある
・製本された論文は、実験結果を示す図の数が3つあるべきところ2つしかない
・製本された論文とは別に、公聴会前に主査(指導教員)と副査に渡された論文がある
・公聴会の資料には実験結果を示す図が3つ載っている。公聴会前論文も同様のはず(少なくとも、公聴会を踏まえて修正されるはず)
・本来、公聴会前に渡された論文を修正したものによって審査するはず
・調査において提示された「完成版」と称する論文が当時提出するはずだったものと認定するには証拠が足りない
・「完成版」論文において問題点がすべて解消されているわけではない
・「完成版」論文では、リファレンスとFig.10の問題はないので、これらは過失と認定
・製本された論文では博士号授与に値しない
・過失認定されていない問題点について、学位授与に重大な影響を与えたとはいえないので、学位取り消し規定にはあてはまらない
・主査、副査には責任があると認定
・審査体制に問題がある
うーん
なんとなく... (スコア:1)
海外の有名な教授のところに留学して、何とかやってるみたいだから、
博士にしても問題ないだろう... 的な判断だったんですかねぇ。
正式に製本して出す物を、ちゃんと査読していないなんて、どういう大学なんだか...
あとで気がつかれないとでも思ったのかなぁ。
大学はどう決定するかな? (スコア:1)
内容がそのレベルにないというだけなら、学位を出してしまった大学側の問題なので取り消せないとなっても理解できますが、
序章の剽窃(これは過失認定されていない)があると思われる時点で、研究や論文の内容がどうでももうダメじゃないかと思うんですがねぇ。
# 審査のやり直しすら求められてないってどういうことかと