dodaの日記: Tera Term 4.61 リリース
日記 by
doda
既に昨日になってしまいましたが、Tera Term 4.61がリリースされました。
ssh通信で一部データが漏洩する可能性があるという話もあるので、早めにバージョンアップする事をお勧めします。
今回の変更点。まずTera Term本体。
変更
- ログ保存時に Binary が有効なときは、Plain text と Timestamp 無効にするようにした。
- リモートからのウィンドウタイトルの表示方法を追加した。標準のタイトルの前または後に表示できるようにした。 [関連: 1]
- "Additional settings" ダイアログで、"Delimitter Characters" 設定を "General" タブから "Copy and Paste" タブへ移動した。
- "New connection" ダイアログを表示しない /DS コマンドラインオプションを追加した。
- 設定の保存時、新規ファイルを指定した場合もコメントや各設定の位置関係が保存されるようにした。
- 英国環境等でDEC特殊文字の表示後に英小文字等が正しく表示されない問題への対応として、UK文字セットの指示をUS-ASCIIの指示として扱うようにした。
- マクロコマンド 'gethostname' を追加した。
バグ修正
- 文字属性に関する以下の問題を修正した。すべて4.58でのエンバグ。 [関連: 1, 2]
- 消去領域に高輝度,下線,点滅,反転属性を適用していた。
- 「編集」メニューの「画面消去」「バッファ消去」で、現在の背景色で消去していた。
- ED(Erase in Display:ただし画面全体の消去(2J)を除く),EL(Erase in Line)等で、消去後の表示とバッファの内容が同期していない事があった。
- DECALN(DEC Screen Alignment Test)での表示に文字属性を適用していた。
- マクロで、変数名およびラベルに使えないはずの文字が使えていたのを修正した。
- filestrseek2マクロコマンドにおいて、ファイルの1バイト目が合致すると、ファイルポインタが負数になってしまうバグを修正した。
- logopenマクロコマンドにおいて、ファイル名に \ が含まれない場合、ルートディレクトリ直下へ保存されるようになっていたため、カレントディレクトリに保存されるようにした。
- gettitleマクロコマンドにおいて、ウィンドウタイトルが31バイト目までしか取得できない問題を修正した。
- strmatchマクロコマンドが使えなくなっていたのを修正した。 [関連:1, 2]
その他
- インストーラで、sshプロトコル(ssh://)を ttermpro.exe に関連付けできるようにした。 [関連: 1]
- Additional Plugins にプラグインを追加した。
- TTXKanjiMenu を、Additional Plugins に移動した。
- cygterm+ のソースを同梱するようにした。
今回は私が入れたバグが2件(文字属性(SGR)とstrmatch)発覚しています(;_;)
あとマクロの変数に使える文字やgettitleのバグは2.3の頃からあった問題です。(gettitleは2.3の頃はアプリケーションエラーで落ちる)
Tera Term Pro 2.3って結構枯れたソフトウェアだと思っていたけれど、まだたまにバグが見つかるなあ。
あと以前からちょこちょこと作っていたTTXのうちのいくつかが同梱されるようになりました。
でも、もともとこれらのTTXって"TTXを作ってみよ~"というドキュメントを書くネタとして作っていたんだけれど、肝心のドキュメントはまったく手付かずだよなあ(^^;。
次はttssh2。
変更
- SSH2 の共通鍵暗号方式に AES128-CTR, AES192-CTR, AES256-CTR, Arcfour, Arcfour128, Arcfour256, CAST128-CBC を追加した。セキュリティ対応: CPNI-957037
- エージェント転送をサポートした。 [関連: 1, 2]
バグ修正
- SSH1接続時にアプリケーションエラーで落ちる問題を修正した。2.48でのエンバグ。
- SSH2 接続で CheckAuthListFirst が有効な場合に、有効な認証メソッドが返ってくる前に接続ダイアログの OK ボタンを押すと接続が終了する問題を修正した。
- DISPLAY 環境変数が設定されている場合に X 転送が開始できない問題を修正した。
- 新規接続ダイアログにおいて、Historyチェックボックスの有効化・無効化を行っていなかった問題を修正した。
- SCPファイル送信で、ファイル名にスペースや一部の記号が含まれていると、送信できなかったり誤ったファイル名で送信される問題を修正した。
今回は、ssh2の共通鍵暗号方式のサポート強化が大きいですね。
あと、個人的にはエージェント転送のサポートが嬉しいです。
最後にcygterm+。
- ssh認証エージェント転送機能を追加した。OpenSSHのssh認証エージェントに対応したプログラムが、CygTerm+を通してPageantにアクセスできるようになる。 [関連: 1, 2, 3, 4]
- ssh認証エージェント転送機能を無効/有効にする '-a'/'-A' オプションを追加した。
こっちもエージェント転送関連ですね。やっぱり便利。
最初は'-a'で有効にしていたのですが、OpenSSHのコマンドラインに合わせて変更しました。
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