dodaの日記： 端末固有ID

4.68 で DA3 制御シーケンスに対応した。
この DA3 制御シーケンスは、端末に固有 ID を問い合わせる為の物だ。
この端末固有 ID は 8 桁の 16 進数値で、最初の 2 桁が製造場所を、残りが製造場所内でダブらないように端末毎に付けられた数値だ。
当然 Tera Term には固有の ID など付けられないので、とりあえず FFFFFFFF を返すようにした。

ただ、常に FFFFFFFF を返すというのも面白くないので、設定ファイルで端末固有 ID を設定できるようにしてみた。
変更するには設定ファイルの TerminalUID 行を書き換える。

例:
TerminalUID=41268108

とりあえず好きな値を返せるようにしておけば、何らかの役に立つかもしれない。
例えば…ダメだ、思いつかない。

VT520 のマニュアルを眺めていたら、端末固有 ID を設定するための制御シーケンスが有る事に気が付いた。
せっかくなのでこの制御シーケンスにも対応してみた。
この制御シーケンスは端末の NVRAM がとんだ時に設定し直すために有るようで、端末内部のジャンパをいじらないと無視される。
Tera Term には当然ジャンパなんか無いので、設定ファイルで受け付けるかを設定できるようにした。
設定ファイルの LockTUID 行を off にすると、この制御シーケンスを受け付けるようになる。
ただ、制御シーケンスを受け付けるようにするために設定ファイルをいじるくらいならば、端末固有 ID を直接書き換える方が早いので、今一意味不明な
機能になってしまった気がする。