dotkuwaの日記: 全体と困難さ
昨日、MSAccessでつくった入力ソフトを見てくれと言われ、
ちょちょっと調べたら、「やけに早く調べられてすごい」
とか言われました。
もちろん理由が有って、
・調べろと言われたデータは、たった一ヶ所でしか使っていない
正式なデータの「控え」に過ぎないものだった。
・データの意味は利用する側の総意であり、たった一ヶ所でしか
利用していないデータの総意を推し量るのは本当に簡単だった。
でした。
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よく、プログラム修正などで「想定外の問題」が起き、いわゆる
バグってしまい、利用者に迷惑をかけるといった障害を起こす事
が有ります。
それは、
・システム全体を見る事を怠り、修正の影響範囲内のデータの
利用する側の総意を推し量り得なかった。
事に起因する事が圧倒的大多数だと思います。
それはなぜ起こるかというと、
・怠慢。
・余りに修正の影響範囲内のデータの個数が(納期に比べ)多い。
・権限が無く、全体を見る事が出来ない。
という場合に分かれると思います。
gitだとかsvnだとかで、最新版だとか将来正式版になるであろう
版だとかを見る事で、データの利用する側の総意を総覧する事は
可能です。それが有りながらしないのはさすがに怠慢ですが、
一人前と言われるプログラマーなら、その様な事はしないはず
です。(逆に、それをしないのが一人前と呼ばれる為の要件の1つ
かも知れません。)
影響範囲内のデータの個数大杉も時間をかければ出来るので、
リスケしてもらうべきです。
問題は、権限が無いことで、権限が無い事(足りない事)すら
末端のプログラマーには全く見えていない事も良く有ります。
権限が無く、全体が見えなければ、データの利用する側の総意など
汲み取る事は出来っこ有りません。
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これの極端な例が、セキュリティ対策です。
(セキュリティを突かれた側の人間にとって権限が無いのに
ハックするというクラッカー行為をした、突く側の人間に
とっては権限に関して見解の相違の為、至極自然にハックする
という(以下権限の相違に関して利用者と攻撃者間で、総意が
得られていないという理由で、疑わしきは罰せずという事から
「ハッカー」という))ハッカーがする事を見る権限が
末端のプログラマーには有りません。
もし権限が有ったなら、影響範囲内のデータを割り出す事も
一人前のプログラマーなら通常業務の範囲内のはずです。
そうでは無いから困難なのです。
Webサービスなんて開けっ広げなものが全滅したのもこのせいだと
思います。
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