dotkuwaの日記： タイプミスマッチ

自分が、自分のやっている事をくだらないと言われた際に、
当然、（その当時の）部長に文句は言いました。
しかし、その部長曰く、
・ビジネスはファクトで成り立っている。その文句は、
　お前の感想でしか無い。
でした。
確かに自分の文句は感想で、査読済みの論文に基づいた
物言いはファクト足り得たのかも知れません。
　
それから10年以上たちましたが、
・関数型と称するやり方で、一片の役に立つ、合致する実装も
　提示されなかった。
・全体的に見ても、関数型が手続き型より優越している
　箇所が提示されなかった。
のは事実で、ビジネス上のファクトとして
・こちらが正しく、向こうが間違っていた
と言って良いと確信しています。
　
なんでこんなことが起きるのか？
多分ですが、
・大変さから言えば、ソフトウェア開発プロジェクトの
　個々の課題1つ1つが論文で有り、
・プロジェクトは1つの学会である
と言っても過言では無いはずなのに、
1編2編の論文で、学会相当の社会を動かそうとした点に
有るのでは無いでしょうか？
　
・たとえ査読済みであっても、それが社会実装に際し、
　対象とする社会に合致することなど、保証されていない。
・むしろ、パッと考えでも、合致しない確率の方が
　圧倒的に高い。
からでは無いでしょうか？
これが詐欺の手口です。タイプミスマッチを、査読された
うんぬんの論法で良い様に見せただけです。
自分の件はファクトを待ったが為に、もう時効でしょうけれど、
次は万全の体制で詐欺師に当たるべきでしょう。

賽の目勝負

[dotkuwa (9387)]

第一原理のある分野なら、査読ずみなら、既知の全宇宙で合致
するのかも知れませんが、
しかしながら、
ない分野なら、お気持ちであっても、査読ずみであっても、
合致するかどうかは、賽の目勝負なのでは無いでしょうか？
  　
さらに言うと、査読をすればするほど、その社会（学会）に
合致した内容になり、自由度の先食いが行われ、より実社会に
合致しなくなる可能性が有ります。
何機種ものコンコルドを一生を賭けて設計して、何が楽しいので
しょうか？
　
逆に、お気持ちなら、その人が属している社会に合致しやすく
なる可能性が有ります。
悪いのは、二匹目のドジョウ狙いの、全く気持ちの入っていない
「お気持ち」で有り、お気持ちを職業にしてしまった人間ですし、
そういう現実（エビデンス）を隠す人間です。
　
一生に一度のお気持ちなら、小説と同様にかなりいけると思います
し、そんなナラティブな表現を「論文より劣る」とするのは、
時期尚早だと思います。
自分のこの文書はエッセイでは無く、ルポルタージュだと思って
います。特異な体験をした人間の体験談です。
　
査読済み論文が威力を発揮するのは、全成員のお気持ちを
全部汲み取り、
「もう無くなってしまった」と衆目が一致してからだと思います。
現状、
ソフトウェア開発のさらなる向上の糸口は、査読済み論文では
無いと思います。