driftglassの日記: 状態遷移
日記 by
driftglass
母親が死んでしまった。
金曜日の夜から実家に帰り、今日の3時まで看病した。
月曜日から長期休暇を申請するために一旦大阪に帰ったのだが、帰りの電車の中で連絡を受けた。
病院では一旦安定し、少なくとも明日までは持ちこたえる気がしたのだが。
連絡を受けたときは不思議に何も感じなかった。その時読んでいた本([自由軌道])をそのまま読み進んだぐらいだ。
ああなってしまって、もう、良いだろうという気もした。
金曜日病院に行ってみて、ここにいるのは何者なのだ、という感想を持ったのも事実。
母親の見舞い/看病に行ったはずが、そこにいたのはまったく別の生き物だった。
体から何本もチューブが伸びているのは、いままでTV等で見たりしているので、特にショックも受けなかったが、あの錯乱ぶりにはマイッタ。呆けるとはこういうことか。
翌日はうって変わって身動きできず、痰を詰まらせるばかり。
あの状態をみて、現在の看護のローテーションでは、もう回らないと思って、介護休暇を取ることを決意したのだが、結局はとらずにすんでしまった。
藤田房子 享年65歳。
もう少し生きると思っていた。
最後に交わした会話はなんだった?
「厄年のお参りに住吉神社にいけ」だったか?
もっと、まともなことを話しておくべきだった。
いずれにせよもう、お袋の味は味わえない。