現場育ちのOpenSouce Webアプリフレームワーク"Sledge"誕生
タレコミ by enhydra
enhydra 曰く、
株式会社オンザエッヂが自社開発のWebアプリケーションフレームワークSledgeをGPLもしくはArtistic Licenceで公開した。プレスリリースによると
などの機能を持ち、文字コード変換など日本固有の問題へも容易に対応可能とのこと。また、Object-orientedにPluginを組み込んで柔軟に機能を拡張できるようだ。フレームワーク本体のコードとあわせて、Pluginもいくつか配付されている。
- HTTPリクエストパラメータ処理
- CookieやURL埋め込みによるセッション維持機能(携帯端末にも対応)
- MySQL, PostgreSQL などを利用したセッションの永続化
- ページコンポーネントやアクション単位でのユーザ認証
- テンプレートエンジンの自動呼び出し
- ステージング環境とプロダクション環境での設定ファイルの読み分け
フレームワークはPerlで記述されmod_perlもしくはCGIの環境で動作する。ざっとcvs coして眺めてみた感じでは、同社の手掛けてきた案件での経験からか、不必要に細かい機能分解も無くイイ感じでWebアプリに特化できている尖ったフレームワークにみえる。Sessionの管理方法を決定する具象クラスなどの簡単さはちょと感動的とも言える。でもインストールしただけでちゃんと使ってみていないので詳細なコメントはできません。
ソースコードはSledgeのWebサイトもしくはSourceForge.JPのCVSからアクセスできる。現場生まれ現場育ちのフレームワークの成長に期待したい。