espyの日記: coil:: 「コイル」に必要なコイル 1
日記 by
espy
右を向いたら右の空中に右用スクリーン、左を向いたら左の空中に左用スクリーン…を、HMDに
スーパーインポーズするには、HMDの角度や向き、空中での位置を、なんとかして検出しなくては
いけなさそう。 どういうデバイスでこれが実現できるのか。
「メガネ」の傾きだけなら、ADXL202みたいな加速度センサなら、XY方向の傾きが検出できるので
使えそうだ。では、首の右向き、左向きは?
地磁気センサで方位で、というのは考えられるが、身体の向きが変わる場合もあるし、顔は、
極座標的に3軸で回転するのではない。(顔自体も前後左右にも動ける)
それらを考えると、自分の身体(背中とか肩・腰など)を基準にして、「メガネ」の空間中の
相対位置と角度の両方を検出しなければいけなさそうだ。
ここまで考えて、昔、バーチャルリアリティでニュースに華々しく登場した、VPL Research社の
ゴーグルやデータグローブを思い出した。データグローブは手の甲に3軸分の小さいコイルがあって、
別の発信側コイルから発生させた磁界を検知することで、空中での手の位置を検出していた。
(いい写真が見つからないが、機器的にはここのFigure.6が一例。手前の大きい方が発信側)
発信側コイルを肩か胸か腰あたりに付ける。「メガネ」側に受信側コイルを付ける。
発信側コイルで磁界を発生させ、受信側コイルの起電力をマイコンのA/Dで読む…読めるかな。
というわけで、エナメル線を買ってあるのだった。
(続く…?)
作る気ですか! (スコア:2, 興味深い)
コイルを使ったセンサという可能性もあったのか…。
確かに「どうやったら実現できるんだろう」と熱心に考えさせる
興味深いビジョンを指し示す作品ではあると思います。
例えマトモに動くものを作れなくても、明確なビジョンが与えられ、
技術者のイマジネーションが刺激されると、どこからともなく誰かが実装して
世に出していくものなんですよね。
ヴァネヴァー・ブッシュの「MEMEX」やテッド・ネルソンの「Xanadu」みたいに。
現在普及してるのは、ティム・バーナーズ=リーが開発し、
NCSAが改造して素晴らしいものに仕上げたWWWという名前が付いていますが。