ARM Cortex-M を内蔵したマイコンは各社から様々な製品が提供されているが、Texas Instruments 社がCortex-M4F内蔵の"Stellaris"を搭載した安価な評価ボードの提供を予告している。 プロモーション価格は $4.99 とのこと。

同社の低価格なマイコン評価ボードであるLaunchPadシリーズは、ワンチップマイコンのMSP430 が2チップ添付されたものが $4.3で提供されており、加えてモーター制御などに特化した32ビット MCU C2000の評価ボードが最近加わっている。(Tech-Onの記事)
  これら2品種はマイナー感が否めなかったが、安価なARM Cortex-M搭載ボードの登場で試しやすくなるのではないだろうか。

「第13回機械要素技術展」（東京ビッグサイト）で，大阪アサヒメタル工場が出展している「U-アロイ」と呼ぶ低融点合金が注目を集めている。融点によって何種類かの製品があるが、最も低いものはわずか16℃で液体になる。同社のWebページでは、お湯で溶ける様子が掲載されている。 (参考:日経BPサイトの記事 (登録が必要))
低融点合金は決して新しいものではなく、火災のときに70℃で溶けて天井から水をまく消火用スプリンクラーなどに実用化されているが、手軽に溶かせる性質を利用して、タービンブレードを加工する際に一時的に固定する治具に使うなど、新しい用途も生まれているという。
ホビーの分野など、他にも面白い使い道がありそうだ。

私のお墓の前で

• 泣かないで下さい
• 沸かないで下さい
• 咲かないで下さい
• 吐かないで下さい
• 書かないで下さい
• 焼かないで下さい
• 眠ってなんかいません
• 僕は死にましぇん

電源の無い場所でも、熱や振動などから電力を確保して機器を動かすという、
ハーベスタ技術」が普及し始めている。今までもソーラーセルで動く電卓や、
腕の揺れで発電する腕時計があったわけだから、特別に新しい話題ではないが、
最近はいろいろな発電方法が出てきているらしい。
もちろん、大きな電力は得られないのでアプリケーションは限られる。

例えば、EDN Japanの記事 ハーベスタ技術は離陸するかで紹介されている、
EnOcean社の照明用スイッチは、スイッチを押す力でコイルと磁石を使って発電、
無線パケットを発信し、照明機器側に取り付けた受信機で明かりの電源を
操作することができる。コスト的にも長い電源線を配線することと釣り合うらしい。

NTTドコモがビジネスFOMA端末「M1000」を発表した。 W-CDMAとGSM／GPRS方式のデュアル端末として海外でも通話可能なこの端末、タッチパネル付き2.9インチ液晶画面を搭載し、テンキーがないそのスタイルに加え、Opera7.5ブラウザ、MS Office文書やPDFのビュアー、無線LAN、Bluetooth、カメラを内蔵し、OSはSymbian、『アプリケーション開発キット（無償提供予定）のご利用によりアドインアプリの作成が可能』(プレスリリースより)とくれば、まさにPDAそのものだ。 ITmedia、 ケータイWatchの記事も参照されたし。
PCの小型化とケータイの高機能化とに挟まれて、ソニーがCLIEを市場から撤退させるなど、PDAの分野は暗い話題が少なくない昨今。プラス成長か?マイナス成長か?という記事もあるが、M1000の登場はPDAファンなタレコミ子としても歓迎したい。さて、/.-Jの諸兄ならどんな使い方を期待するだろうか。

今年の1月にオンライン販売開始がタレ込まれ、その後あっという間に販売終了した日立のHMD付きウェアラブルPCが、ふと見に行くと再登場していました。 ボーナス直後の物欲君は今すぐチェック!

毎日の記事によると、松下が3/15から発売するノートパソコン2機種のうち、同社のサイト:パナセンスを通じて注文された製品には、組み立てと検査の担当者名が表示されるそうだ。 「野菜や米などでの生産者表示にならった」そうで、どんな表示が付くのかまだ不明だが、960グラムのB5サイズ新機種を買おうとしている人は試して報告して欲しい。
(しかし,表示が「設計者」じゃなくてヨカッタかも…)

ZDnetのこの記事によると、日本の正確な時刻情報を発射していた標準電波の送信所に、今までの福島県・おおたかどや山標準電波送信所に加え、新たに 九州のはがね山標準電波送信所が新設され、10月1日から 運用開始される。通信総合研究所のページを確認すると、6月頃から試験運用していた模様。福島県の電波が受信できず、 電波時計の使えなかった西日本地域の人には嬉しいニュースではないだろうか。
ただし、周波数が違うので、九州局に対応した電波時計が必要。ZDNetの山田氏のページによると、「腕時計の電波時計に関しては，新製品もすべて40KHzの受信のみで，新しく運用を開始する60KHz電波に対応できないのが残念だ。」と書いているが、カシオの製品特徴のページでは九州局について触れているし、私がお客様相談窓口に確認してみたところ、9月発売のTWINCEPT,COMBIといったモデルで対応しているそうだ。

日本IBMのdeveloperWorksページで、Webデザインにおける注意点を解説した「気難しいユーザー」という記事が連載されている。 フォント設定をちょっと小さくしたページや画面いっぱいの会社のロゴを見せつけられるページの不愉快さや、MIDIが鳴り出すと2秒で逃げられる等、思わず「あるある〜」な悪例が取り上げられている。「誤字が多いものを公開するのはあなたにとって読者の時間が大切ではないというメッセージを発していることを意味する」などは、作る立場の人はドキッとしてしまうのではないだろうか。

先日のタレコミで、個人向け機器より法人・教育市場向けに注力していくというPSION (CNET記事)だが、 さてその法人向けには一体どんな機器を売っているのか、ご存じだろうか? その一つが PSION TEKLOGIX のnetBookである。 スペックを見ると、StrongARM 190MHz,VGAサイズのカラーLCDといった仕様以外は 携帯機とほぼ同様で、PSION 5mxをノートパソコン仕立てに拡大したようなマシンだとわかる。そんなので実用的に使えるのかって? ならば、国内なら PX Storeの店頭に動く実物があるので是非見てもらいたい。重厚長大な Wintel機に慣れた目からはきっと新鮮さを感じることだろう。(同ショップで尋ねたところ,秋頃まで入荷待ちとのことだが...)
オマケですが、下位機種のSeries7のSpecのページは、おちゃめです。