P2Pネットワークを用いた、匿名掲示板を開発している新月プロジェクトが、
2011年2月20日、サーバント実装である「朔」安定版の新バージョン3.10.0をリリースした。

このバージョンからは掲示板の配色・デザインが変更され、2ちゃんねる風のものから
青を基調としたものに変わる。
また2ちゃんねるなどのスレッドフロート型掲示板に存在する
「投稿があったスレッドをスレッド一覧の上部へ並べない機能『sage』」や、
過去ログを取得しないでスレッドを開く機能、あとで過去ログを取得する機能が実装された。

最近はノードやユーザー、開発者それぞれ増え始めており、今後も注目されるべきプロジェクトだろう。

はてなのユーザー層は「貧乏大学生」が主流だった!との調査結果が公開されている。

調査方法を元記事から引用すると「はてなのユーザー層が気になったので、はてなブックマークを手掛りに調査した。(略)「はてぶ」のブックマーク数が5,000を超えるエントリを抽出した」とのこと。調査人(著者)は抽出されたエントリ(ブックマークされたウェブサイト)に基づいて「貧乏大学生」と結論付けているようだ。

結論には賛否両論あるだろうが、タレコミ人には、ソーシャルブックマークからユーザー層を調査するという手法が新鮮であった。

スラドの皆さんは、この結果や調査について議論してもらいたい。

Python バージョン2.5に対応したドキュメントの日本語訳が完成しました。チュートリアルやライブラリリファレンスをはじめとするPythonユーザ必須の文書群が収録されています。Python 2.5 がリリースされたのは2006年9月。およそ2年の歳月を経て日本語訳が公開されました。現場では2.5がまだまだ現役です。翻訳プロジェクトのみなさまおつかれさまでした。そしてありがとう!

なおPythonドキュメント翻訳プロジェクトは、今後もPython 2.6への対応など関連ドキュメントの日本語化を進めて行く予定です。同時にプロジェクトへ参加してくださる方も募集しています。

普段いろんなサイトを見て回る読者の立場として有益な情報(ウェブページ)にありつけることが日常茶飯事です。だけど、サイトの管理人さんたちはアクセスが伸びる以上に読者からのメッセージをもらう方が喜びは大きい(はず)です。「インターネット＝情報がタダで手に入る」な感じが強くなってきた気がするのですが、ウェブサイトの向こう側(サイトの運営側)を考えると何かお礼してもいいんじゃないのかなぁと思います。タレコミ人はすばらしいサイトに巡り会ったときはブログだったらコメントを書きますし、メアドが公開されていればメールで”ありがとう”の意思を伝えることがあります。スラドに良いタレコミがあった時は AdSense をクリックします。そこで Slashdot のみなさんに質問です。”のどから手が出るほど欲しかった情報”にありつけたときや”これは良い”と思ったページに対して、そのサイトの運営者に何か感謝の意を伝えたりアクションを起こす事はありますか？
そんな事考えたこと無いと言う人の為に。。。タレコむきっかけとなったページ「AdSense Killer - サイトの評価を広告のクリックで行う」を挙げておきます。

国民投票だとこんな感じ：
良いページに出会ったとき

• ブックマークして終わり
• 管理人にメールでありがとう
• コメント欄にありがとう
• 広告経由で何か買う
• 寄付する
• 友達に教える
• 自分のサイトでリンクする
• (゜Д゜)ウマー

PC-BSD 1.0 が正式にリリースされました。1.0のプレスリリース。

めでたく正式リリースとなった1.0はFreeBSD 6.0をベースにデスクトップ環境にKDE 3.5.2が採用されています。VMWare Playerで起動できるPC-BSD VMWare ImageがダウンロードできるのでWindows / Linuxユーザも気軽に試すことができます。

PC-BSDはグラフィカルなインストーラやパッケージ管理を容易にするシステムなどを搭載し、「デスクトップOSとしてもっと簡単に使えるFreeBSD」を構築しているプロジェクトです。

前報: PC-BSD 1.0 rc2 リリース

FreeBSDをベースとするデスクトップユーザーのためのOS、PC-BSDの最新バージョン 0.8.1 がリリースされています。(ダウンロードのページ)

PC-BSDとはFreeBSDをデスクトップOSとして使おうというプロジェクトで、GUIのインストーラとパッケージマネージャが付属してます。デフォルトのデスクトップ環境はKDEです。

今回のリリースではKDEからゲーム/グラフィック/PIMのパッケージが削除されましが、この前の0.8 betaバージョンでKDEが3.4.2にアップグレードされたり、オンラインアップデートマネージャーが新しく追加されています。(Changelog)

現在、PC-BSDの成果物(インストーラやパッケージマネージャ)で日本語がサポートされていないのですが翻訳プロジェクトがあるので興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

eWEEKの記事より。NovellがコミュニティベースのLinuxディストリビューション OpenSuSE を開始するという。これはRed HatとFedora Projectと同じモデルであり、OpenSuSEをベースにSLESやNLDを作るというわけだ。すでに、www.openSuSE.orgでNovellのサイトが表示される。

NIKKEI NETによると米アップルコンピュータは８月上旬に日本で、インターネットによる有料音楽配信サービスを始める。国内主要レコード会社の大半が楽曲を提供する見通しで、国内最大の50万―100万曲程度をそろえる。アップルは音楽配信で世界最大手。携帯音楽プレーヤーの普及と歩調を合わせ、ネット音楽配信が日本でも本格離陸しそうだ。

GNOMEの新しいバージョンがリリースされています。今回はLiveCDがリリースされたので自力でビルドしたりディストリビューションのパッケージを待つことなく気軽に試せるようになりました。新しいアプリケーションとしてビデオプレイヤーのTotemとCDリッピングツールのSound Juicerが加わりました。freedesktop.orgの仕様が採用されたウィンドウやパネルメニュー、フロッピーフォーマッタで、統合デスクトップ環境としてさらに使い易くなっています。

japan.linux.comの記事「Koders.com：（オープン）ソースコードの高速検索」でKodersというソースコード検索サイトの紹介と、Koders.comの創始者であり主任アーキテクトであるDarren Rushのインタビューが掲載されています。このKoders、基本は検索エンジンですがkoders.comは検索サイトとして運営されています。 検索方法は至って簡単で、キーワードを入力し検索対象のプログラミング言語とソースコードライセンスを選択するだけです。 (タレコミ人が利用してみたところキーワードに日本語をサポートしていることを発見したのですがインデックスされたソースコードが少ないのかキーワードがまずいのか結果は良くないです。) 検索対象のソースコードは"オープンソースで、Web上で自己プロモートをしていて、匿名アクセスを認めるプロジェクト"のものがインデックスされているようです。日々増え続けるプロジェクトをインデックスに含める準備は整っているとのことで、サイトにはフィードバックのフォームが設けられています。 期待されるツールであることは間違いありません。開発者のみなさんどうぞお試しあれ。