etsavの日記: Google 日本語入力をやっと試せた
でゎ、 とりあえず文章打ってみよう♪
青灰連合人工人格艦隊には、[巡洋艦\クルーザー]と分類される艦は、『アガナベレア』級の CA01 『アガナベレア』と CA02 『ツォディアカールリヒト』、この二艦しか存在しない。
十六隻の戦艦と二十八隻の空母、各種脅威を専門に対応処理する十二艦種二百四十隻の駆逐艦――艦隊主力を構成するこれらの戦闘艦は、いずれも[実効等価偽装会戦\エミュレーションキャンペーン]時代に建造されている。『将来の軌道上への侵攻』が秘められた既定事項だったとは言え、もともとが地球上での運用を建前に設計された艦艇群の改造であり、深宇宙での航宙能力が限定されていた。外惑星系での運用の為には、最低限、火星乃至火星公転軌道上に、補給の為に寄港出来る兵站基地を必要とする。
それ故、『指導者』側の資源供給の源泉、小惑星帯・木星からの航路を断つ次の作戦へと繋げるこの火星攻略作戦の為に、これまで存在しなかった艦種である巡洋艦が新たに建造された――大気圏に封じられた状況で、戦艦が一交戦中に超音速で地球を何周もできるとなれば、設計したとするならばその艦体規模を減じ巡航距離を延ばすものになったであろう巡洋艦に、以前は全く存在意義がなかったのだ。
地上人類に残された最後の造船能力を振り絞って新造されたこの二艦は、戦闘艦として人類史上の最高傑作言えるものとなった。無人艦として、ならば。
箱型構造物を寄せ集めたような無骨な旧灰軍艦艇とも、至る所鋭角の刺々しい旧青軍艦艇とも特徴の異なった、新時代の到来を象徴するような、滑らかな曲線で構成された二重の鏃形――『[優しく投げ付けられるもの\アガナベレア]』級の名の由来である――の、優美な艦体であるが、[生命維持系\LSS]支配下にある有人居住区画に限って言うならば、その環境は劣悪であった。
ふむ。 ここまで辞書登録なしでもほとんど面倒なく打ち込めました。 『旧青軍』とか『旧灰軍』とかは最初は『救世軍』『旧敗軍』になっちゃって、 一文字づつ変換したけど。 意図通りに変換される率が高いので、 MS IME で諦めた連文節変換をいつのまにか自然にやってましたが、 そうすると予測変換が使い物にならなくなりますねぃ。 まぁまともなキーボードが付いてる機械なら要らないけど。
「外惑星軌道まで行って、戦闘機動して、還って来れるだけの推進系に、思いっきりスペース食われてる、ってのは解るけどさぁ」
「せっまぁ……」
「[重巡\CA]なんて名ばかりだなこりゃ。長距離巡航用[推進器\スラスター]を外したら、基本的な構成は駆逐艦と大差ないわけだし」
「でも比較対象が無いんだから、[軽巡\CL]ってわけでもないよ」
「宇宙に出られる『巡洋艦』は『アガナベレア』級が初めてだからな」
地球衛星軌道上で旗艦『サラシニエニュドリス』から『アガナベレア』へ移乗後、特に示し合わせたわけではないが、結果として艦橋に集まった六人は、口々に愚痴を言い合った。正確には一人だけは終始無言だったが、心中は大差無く、会話に合わせてしきりに頷いている。
『艦橋』と聞こえの良い名が付いてはいるものの、その実態はごく狭い殺風景な小部屋だった。操艦設備があるわけでもなければ(自律的に行動する人工人格艦には不要だ)、[表示器\ディスプレイ]や[計器類\ゲージ]があるわけでもない([擬似視覚重畳表示\QVSID]で外部情報を受けられる彼等には必要ではない)。目視窓すらも無い、一辺三メートル弱のただの立方体の空間――最も適切に譬える言葉を探すなら、おそらく『四畳半』であろう。少々天井が高めではあるものの。
そこへ、六人が犇めけば。
「くっつくなよ那遊」
「狭いんだからしょうがないでしょ、好きでくっついてんじゃないわよ。あんたこそ身体もっと縮めなさいよ!」
「……」
「伊遊姐さん、こいつ等なんとかしてくれ、ケイも同意見」
「まぁたあんた等はぁ。こんな狭いとこで喧嘩するんじゃないの、鬱陶しい! 今すぐ止めないと[艦外\そと]に抛り出して曳航してくよ!」
意外にもこの脅しが効いた。何しろ彼等代表戦士は、無装備の身体一つで、[慣性平準化防盾\IAS]による大気保持および放射線防護無しにそうされてすら、代謝低下乃至停止状態に入れば、少なくとも数か月は問題なく生存可能であったりするので、伊遊が本気で実行する可能性は小さくなかったのだ。
「……はぁい」
「ごめんなさい……」
「すっかりみんなのお姉さんだな、伊遊おねーちゃん?」
「……アレクにその呼び方されると調子狂うからやめて」『サラシニエニュドリス』の居住環境が戦闘艦とはとても思えぬほど充実しているだけに、その差には、本来過酷な環境には慣れ親しんでいるはずの、実戦戦闘員である彼等も甚だ落胆したらしい。
これ以上『環境』に居てもストレスばかり溜まるので、六人は[寝床\バンク]に潜り込むことにした。幸いにして、三交代制で共有などということはなく、整備支援要員も含め、全員分が用意されていた。緊急退艦用の脱出ポッドを兼ねる為、簡単な操縦系統と、独立した生命維持ユニット、小さな目視窓もある。
三交代共有制を採らねばならないのは、むしろ艦橋の方だろう。
「と言うか、誰だよ、ただの艦内通路の[交差点\ジャンクション]に艦橋なんて御大層な名前つけたの?」
「ある意味、原義に忠実なのかもな」
「[橋\ブリッジ]って?」
「そう言や一応、戦闘員居住区画と整備員居住区画と発着艦格納庫を橋渡しして繋いでるか」
少々手間取ったものの、 会話文でも問題なさそう――と言うより、 会話文にこそ強いのかも。 ただ、 『目視窓』は『窓』が『そう』という読みでは直ぐ出てこなくて探すのを諦めました。 『伊遊(いゆ)』と『那遊(なゆ)』は『遊』を『ゆ』で変換できず――これは固有名詞の特殊な読みだから仕方ない。 辞書登録しときゃいい話。
あとは、 変換候補窓が時々遠くに飛んじゃうのを確認したくらいかな。 使ってるアプリケーションとの相性が悪くなければ乗り換えたいですね。 しばらく試してみましょう。
即時訂正
記号文字の誤変換をちょこちょこと修正。
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