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euleの日記: えすもんぱわー!

日記 by eule

朝のNHK-FMでチャイコフスキーの交響曲第5番(略して「チャイ5」)をやっていた。マリス=ヤンソンス指揮オスロ=フィルの演奏。このCDは持っている。北欧らしい(?)透明な響きが魅力の演奏(個人的にはムラヴィンスキー指揮レニングラード=フィルの爆裂演奏が最も好み)。

聴きながら、この曲を弾いたときのことを思い出した。ヤンソンス&オスロ=フィルの演奏は、自分たちの演奏と目指した方向が似ているせいもあるかもしれない。クラのN、ホルンのRちゃん、オーボエのSちゃん、フルートのN、チェロのSちゃん、ヴィオラのS、コンミスのKちゃん。なんだか懐かしく思い出してしまった。もうちょっと前は「思い出した」というよりは、演奏を脳内にフラッシュバックさせたものだけど。年取ったかな。

ラジオを聴きながら、なんとなくロシアの冬~春をイメージした。今まではこういう連想は働かなかったけど。1楽章は厳寒。2,3楽章は、外は厳寒である物の暖かな室内の風景(もちろん、2楽章は「寝室」の風景だろう(笑))。4楽章は春の訪れ。他にも、「ああ、こんなことやってる」といろんな発見ができて、年を経たなりのことはあるのだな、と多少思ったり。

職場に着いてしまったので、2楽章のクライマックスの直前で、残念ながらここでおしまい。すごく欲求不満になる聴き終わり方だ。

で、この曲についていろいろと思いを巡らせていて、思い出したのが、「エスモン・パワー」のコマーシャル(どうも健康食品らしい。粒状)。関西限定(多分)、チャンネル限定(8chだっけな?それすらもう記憶の彼方だが)、時刻限定。チャイ5の2楽章のクライマックス部分をコマーシャルに使っているのである。「上海交響楽団の常任指揮者(だっけな?)」なるおっちゃんが、「滋養強壮に、霊芝の力、エスモンパワー!」なるコピーで、チャイ5のこの部分を指揮しているのだ。関西でアマオケをやっているような連中は(含:私)、
「誰やねん、これ」
「これって、その『上海交響楽団』の演奏なんかな~」
「この指揮見やすいんだか見にくいんだか分からん」
「これ飲んだら、こういう風にブリブリに弾ける/吹けるんかな~」
等々、ツッコミを入れまくるのだ。が、ここで特筆すべきは、バックに楽譜が写っているのだが、その楽譜がちゃんと演奏している付近のものだということ。しかも、その総譜(スコア)、表現に関すると思われる、書き込みまであるのだ。音楽に合わせて楽譜が写っていても、新品まっさらで、その曲の楽譜であればまだましで、下手するとなんの関係もない曲の楽譜であることが少なくない中で、これはすごい、と何度見ても感心する(ちうか、普通の人はそんなとこなんて見ない)。ここまでやるなら、えすもんぱわー、一粒くらいは口にしてもいいかも、と思わせるほどには、威力のあるコマーシャルだ。今でもやってるのかな?

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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