「スピーカーから録音」も取り締まる(?)音楽コピー防止技術
タレコミ by fall
fall 曰く、
Yahoo!ニュースの記事(ITmediaライフスタイル)によると、CDコピー防止技術企業の米SunnComm Technologiesが英Darknoise Technologies買収に向けて合意に至ったと発表しました。Darknoiseの技術を使って音楽海賊行為対策を新しいレベルに引き上げたい考え。
Darknoiseの技術は[DARKNOISE Q-Spoiler]と呼ばれ、その防止方法はコピーをさせないのではなく、コピーされた音楽にノイズを加え、音楽として聴くことができなくなるそうです。仕組みとしては、オリジナルの音楽ファイルに不可聴音を埋め込んでおき、不正にコピーされるとその不可聴音が可聴音(ノイズ)となり、音楽が聴けなくなるそうです。
住民票のコピー防止のすかし見たいですが、これがスピーカからの音ををアナログで録音したものにまで通用する技術だとか。
ラジオの録音もダメ、場合によってはTVチューナなどで録画した音楽番組もダメになりそう。
映像ファイルまで影響が及ぶかは分りませんが、もしかしたら
「パーソナルハンディカムで録画している所にたまたまラジオが流れていて、PCで編集しようとしたらノイズが埋め込まれて・・・」
なんてことにもなりかねない・・?
ちょっと極端な話ですが、スピーカからの録音もNGというのは、取り締まりというより権利の侵害ではと思ってしまいます。
また、コードではないのでハッキングも通用せず、特別なプレーヤやコーデックなどをユーザーPCに入れる必要もないとのこと。コーデックも特に限定されるものではないとあります。 (英語あまり得意じゃないので読み取れない部分も・・・)