gc00004の日記： 新人教育のフォローアップ

私の後輩に、現在２年目になるSEがいます。現在の仕事（サーバインフラ構築）を始めて半年、UNIXのコマンドも若干怪しいながらも成長中です。
そんな中、チームリーダーから彼女に対してサーバリプレースの提案をするように指示がありました。私は直接担当するわけではないのですが、「わからないことがあれば教えてやってくれるだろう」という暗黙の期待があるらしく、ボランティア活動することになりました。

上記に関していろいろ突っ込みどころはあると思いますが本題。

今回の構成ではメール、DNS、LDAPの要素が絡んでいるようです。これらの前提知識はどうやって教えていくべきなのでしょうか・・・？
「勝手に覚えたんで、なんとかなるでしょ？」「自分で勉強しろ」「ググれ(r」という回答が飛んできそうですが、Aレコード、MXレコードすら怪しい状態にオライリーを持ってきたところでなんとかなるものでもないですし。

私自身、これらの前提知識は泥臭い環境で実際に構築し、トラブって修正し、叩き込まれ打ちのめされて始めて習得できるもの？だと思います。が、現代は２年目から提案活動をしなければいけない世の中。短期間で習得しなければ置いていかれるという厳しいIT業界です。

みなさまの教育事情も併せてご教授していただきたく。。

まて、その前に締め切りはいつだ

[okky (2487)]

教育するだけで、締め切りがなくていいなら、「オライリーを集中読破」だろう。まぁ、高血圧でこめかみが5,6回ぶち切れるかもしれないが、今時は基本が書いてある本は揃っている。一度それを全部読んで、それから必要な要件をチェックしながら、再び本を読み直す、になろう。

問題は、そんだけの本を全部読んだら何ヶ月もかかる、と言うことだ。それで構わないほど、余裕ぶちかましな締め切りではありえまい。

大枠と詳細は同時に必要になることはない。大事なのは最初に大枠が必要になること、大枠の段階で大誤解をしてありえないコンビネーションを考えてしまい、後で詳細が矛盾だらけにならない程度には詳細を把握しておくこと、だ。あと、パフォーマンスな。何万人分もの LDAP を1台のサーバに集約してしまい、ログインがままならない…というデザインは、日本に非常に多い。
# ファイルサーバの応答が悪い、というので調べると LDAP サーバが悲鳴を上げているという…
# お前ら、先に LDAP サーバの load average を見ろっ!!　そっちはレッドアラート出してるじゃねーか

となると。いつまでに全体設計のどの部分までを…というスケジュール感が大事になる。スケジュールを細かく分割し、それぞれのタイミングまでに必要な知識を押し込む。常に「この知識は、いついつまでに必要」というスケジュールを直近…できれば3日ぐらい以内、ムリでも1週間単位…で区切ってやり、最初の1日を学習に当てる(残り2日は自宅で復習をしながら、だ)。

それぐらいの細かい区切りを設けないと、必要最小限度の知識に一通り目を通すことすらできなくなってから、慌てているのを「万策尽きた状態で」見守るハメに陥る。初心者は規模感が無いので、どうしてもそういうスケジュールをしてあげる必要がある。

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fjの教祖様

真っ当な勉強

[Anonymous Coward]

オライリーでも何でも読んで、自分で構築して覚えるしかないでしょ
それが出来ないなら早めにドロップアウトした方が本人と周りのためだよ

ところで、5年目だけどホウレンソウすらまともに出来ない後輩が居るんだけど、どうしたら良いですか