gedoの日記: パソナグループが組み込み技術者育成へ 2
日記 by
gedo
読売新聞の記事によると、人材派遣大手パソナグループがフリーターに電子工学やメカやソフトウェアの研修を行い組み込み技術者を育成するそうです。類似例としては、維新塾(webは見つかりませんでした)という所がフリーターを育成して、IT系企業に送り込んでいる。
昨今、組み込みソフトウェアに起因するリコールや事故やトラブルが多発し、クローズアップ現代でも取り上げられた組み込み技術者の人手不足とレベル低下の問題の解決策とのことですが、 そもそも劣悪な労働環境やキャリアパス、薄給で技術者を使い捨てて「不人気業種→人手不足→レベル低下」の原因を作って来た根源とも言える業界が、それに目を背け反省することもなく場辺り的に切り抜けようという姿勢のようにも見え、これでまともな技術者が育つのか、更なるレベル低下を招くだけではないかと疑問を感じます。
もはや杜撰な組み込みソフトウェアが原因で大勢の死者が出るような大惨事でも起こらないと、あるいは起こっても気がつけないのかと暗鬱な気分で、技術者にとってコの業界は何なのか、コの業界にとって技術者は何なのか、小一時間問い詰めたいタレコミ子なのだった。
昨今、組み込みソフトウェアに起因するリコールや事故やトラブルが多発し、クローズアップ現代でも取り上げられた組み込み技術者の人手不足とレベル低下の問題の解決策とのことですが、 そもそも劣悪な労働環境やキャリアパス、薄給で技術者を使い捨てて「不人気業種→人手不足→レベル低下」の原因を作って来た根源とも言える業界が、それに目を背け反省することもなく場辺り的に切り抜けようという姿勢のようにも見え、これでまともな技術者が育つのか、更なるレベル低下を招くだけではないかと疑問を感じます。
もはや杜撰な組み込みソフトウェアが原因で大勢の死者が出るような大惨事でも起こらないと、あるいは起こっても気がつけないのかと暗鬱な気分で、技術者にとってコの業界は何なのか、コの業界にとって技術者は何なのか、小一時間問い詰めたいタレコミ子なのだった。
人月の神話 (スコア:1)
まじめな取り組みなら歓迎されて然るべきじゃないかと思います。
派遣された人に開発環境やCADの扱い方をイチから教えないといけない場合よりは、
実戦配備して使えるようになるまでの時間は短くできそうなので。
多量に雑兵を作って投入したところで、火を噴いたプロジェクトが鎮火できるかというと疑問ですから、
問題は訓練の中身がどうなっているかということでしょう。
以前のように、人をかき集めてOJTとかいう名前でトラの穴に放り込むやり方よりはマシかも。
Re:人月の神話 (スコア:1)
これでは、今のようなデスマーチという言葉に表れるような使い捨て前提のひどい待遇やキャリアパスも改まらないし、技術力向上のモチベーションもない、体力と精神力勝負の世界。
そして、できる人から出てくか潰れていくようでは、ロクな人材は来ないでしょう。
本当に真面目にやるのであればいいのですが、これまでの人材派遣業界の前例やそこに求められるニーズを考えると雑兵を大量生産して送り込むことしか考えていないでしょう。
組み込み系はハード、ソフト、メカ、アーキテクチャ論や数学などなど、幅広い領域に渡りますので、そんなフリーターにちょっと電子工学の基礎や開発ツールを研修しただけで 何とかなると思っているのであれば、パソナは組み込み技術者を何だと思っているのでしょうか。
まあ、確かにそういう意味では、一歩前進かもしれません。千尋の谷に落として少数生き残った人が使えればいいでは、必要な開発力を確保できませんから。
あと、組み込み含めコンピューター関連業界をこういう体質に追い込んだ社会背景にもメスを入れないと、この問題は解決できないと思います。
そのためには、やはり組み込み含めて技術とは何なのか、その価値とは、その恩恵とは、そして技術リテラシーのようなものを一般社会に理解させる必要があります。
失って始めて気がつくというのはよくあるフレーズですけど、今安易に人材を注入したりするのは、その辺で逆効果ではないかという気もするのです。