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gedoの日記: さらばFCZコイル 4

日記 by gedo

CQ ham radio2011年9月号、Cir-Q 045によると、FCZ研究所が法人としては解散した後も個人事業主の範囲で細々と生産されていたFCZコイルが部材の入手困難により2011年5月を持って生産終了していました。

数年以上前から、この手のシールドケース付きコイルの部材が日本国内で生産されなくなり、中国製のものを使っていたようですが、残念ながらこの様な付加価値の低い物の生産や輸出は、中国経済の発展に伴い輸出品の高付加価値品へのシフトにより難しくなり、現在入手できるものではFCZコイルとしての性能を維持することが不可能になったとのことです。

これまで長らく、日本の電子工作マニアや自作派ハムに愛用されていたFCZコイルではありますが、これからは欧米のハム同様にトロイダルコイルや空心コイルで頑張る方が良さそうです。
同誌にはFCZコイルの互換品を自作する記事も掲載されているので参考になるかもしれません。

#旬を逃してタレこむほどでもないしアレたま行き

この議論は、gedo (7079)によって テキ禁止として作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
  • 部材が入手できるかどうかは、それを使いこなす人口の大小に大きく依存するのでしょうが、
    もはや自作で無線をやる人はほとんどいなくなっちゃうのかな。
    アマチュア無線ってのはいろんな部材の自作こそが醍醐味だと思ってたんですが。

    確かに、私費を投じて開発するより安くて手軽に入手できる完成品や中古が市場にあふれてますがね。

    • by gedo (7079) on 2011年09月04日 17時45分 (#2014267) 日記

      もはや自作で無線をやる人はほとんどいなくなっちゃうのかな。

      元からFCZコイルのようなものがない欧米のアマチュア無線家などのwebを見るとアミドン [amidoncorp.com]などのトロイダルコイルや空芯で頑張っている方が多いようです。
      ただ、日本でそこまで気合入っている人はあまり居ないようですし、今の日本のネットの風潮ですと地下に潜ってしまって出てこれないというのが残念です。

      アマチュア無線ってのはいろんな部材の自作こそが醍醐味だと思ってたんですが。
      確かに、私費を投じて開発するより安くて手軽に入手できる完成品や中古が市場にあふれてますがね。

      そうですね。しかしJARLは携帯やインターネットの時代に完成品の無線機で電話ごっこという安直な方向を志向すれば数増えるという過去の栄光から脱却できぬまま、逆に減らしていますからね。
      アマチュア無線を本来の姿に戻すには、今マイコンとかいじっていたり、ニコニコ技術部で動画を上げていたりする若い人たちを呼び込んで、JARLの分裂覚悟で大幅な若返りをするしかないでしょうね。
      あと厄介な問題として、電波法をまじめに守ろうとすると、VHF帯以上は計測器などの道具立てがかなり高額になりますし、かといってHF帯以下は日本では住宅事情の面で苦しくなります。(それゆえ小型アンテナの研究は盛んですが)
      そして理系の趣味をオタク扱いする風潮のままでは、恐らく20年後には日本からアマチュア無線という趣味は消滅していそうな気がします。

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      • 政府としては、アマチュア無線家は金にならないから
        電波利権にもっと金を出してくれる企業に与えたいでしょうね。

        もともとアマチュア無線の制度そのものも、アンカバー対策と短波帯を切り開いた
        過去の栄光が組み合わさって、今まで先行者利権となって残ってくれたので
        これだけ様々なバンドを使わせてもらえるわけですし。

        でも、確かに、UHF以上は
        限られた極小数のアマチュアを除けば使うのがちょっと辛い気がします。
        ここから上は単に送信のパワーを上げればいいというものでもないし、
        直進性が強く、大気中でも減衰が大きく、結果的にサービスエリアも狭いですから、
        セルフォーンのように、それを前提に通信するシステムを組める仕組みがないと
        活かすのは難しいかなと思います。

        既に無線LAN帯域からは追い出されたようなもんですしね。

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        • by gedo (7079) on 2011年09月08日 17時48分 (#2016808) 日記

          政府としては、アマチュア無線家は金にならないから
          電波利権にもっと金を出してくれる企業に与えたいでしょうね。

          そうでしょうねぇ。総務省も、携帯電話とかIT関連とかにリソースの大半を割いていて、正直アマチュア無線はお荷物化しているとか。
          でも、今のヘタレJARLには任せられないので、しかたないという感じと聞きます。
          そのためか、技適機種での開局申請の処理など派遣社員にやらせているそうです。

          もともとアマチュア無線の制度そのものも、アンカバー対策と短波帯を切り開いた
          過去の栄光が組み合わさって、今まで先行者利権となって残ってくれたので
          これだけ様々なバンドを使わせてもらえるわけですし。

          そして、技術系の人たちを育ててきた場でもあり、災害時の通信手段としても役に立つ、それを社会も理解していたからこそですね。
          ただ、携帯電話やインターネットの登場で、その辺の情勢も変わってきて、特に携帯電話企業やIT系企業の方からは、その「先行者利権」をいつまでも認めつづけていいのかという主張をする人も出てきています。日本では、ここでも話題になった [srad.jp]池田信夫氏やソフトバンクの総帥孫正義氏が代表的ですね。
          ただ、アマチュアの切り開いた短波帯も当時は使いものにならないと誰も見向きもしなかったように、商業ベースや学術ベースに乗りにくい実験的な分野と言うのも色々ありますし、技術系育成の場や興味を持つ場としては今でも有効ですので、アマチュア無線が不要になったというのも早計でしょう。

          でも、確かに、UHF以上は
          限られた極小数のアマチュアを除けば使うのがちょっと辛い気がします。
          ここから上は単に送信のパワーを上げればいいというものでもないし、
          直進性が強く、大気中でも減衰が大きく、結果的にサービスエリアも狭いですから、
          セルフォーンのように、それを前提に通信するシステムを組める仕組みがないと 活かすのは難しいかなと思います。

          もはや、430MHzや1200MHzではアマチュア局でもリピーターとかやっているぐらいですし、UHF帯〜SHF帯はインフラが必要でアマチュアができることもあまりないというか、それこそIT系の企業に活用の研究してもらった方が有効でしょうね。さらに高いEHF帯とかになりますと領域になるとRFワールドでも解説していましたが、アンテナも関連機器の内部も正に工作機械を使ったり、手作りであれば顕微鏡下での精密加工が必要だったり、周波数基準として下手をするとルビジウム(精度が10^-9)でも厳しくなり、それ以上となるとセシウム133を使ったものとなり取扱いも厄介ですので、さすがにアマチュアの手には余るでしょうし。(ちなみに原発事故報道でよく出てくるセシウム137はセシウム133の放射性同位体です)

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